ネイマールのPSG移籍は「噂に過ぎない」とバルベルデ監督が一蹴

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▽バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は、ブラジル代表FWネイマール(25)を放出するという噂を否定した。スペイン『マルカ』が伝えた。

▽豊富な資金力を用い、移籍市場を度々賑わせているパリ・サンジェルマン(PSG)。今夏はネイマールの獲得に迫っているとの報道が過熱していた。同選手の契約解除金2億2200万ユーロ(約287億6000万円)を準備しているとの噂もあり、実現の可能性が議論の対象となっていた。

▽このタイミングで、過去にも交渉を持ちかけたとされるユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(23)を、ネイマールの後釜としての獲得へ向けてバルセロナが動きをみせているという報道が浮上。ネイマールの噂に加え、バルセロナのエースであり、同国のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに匹敵する才能とも称されるディバラの移籍話も絡み、注目を集めている。

▽プレシーズンマッチの事前会見に出席したバルベルデ監督は、去就の騒がれているネイマールについて尋ねられると、「噂に過ぎない」と一蹴した。

「一時の噂に過ぎない。その話は把握しているが、ネイマールは私たちと共にいるし、私たちも彼のフットボールやドレッシングルームへもたらすものを、こよなく愛している」

「私は彼の動向については話さないよ。戦術面についての質疑応答をする。私たちは彼のことを全面的に信頼している」

▽さらに、ディバラ獲得の真相について単刀直入に問われると、バルベルデ監督は肯定も否定もせず、控えめな反応を返した。

「(ディバラのように)良い選手はみんな好きだろう。しかし、私はどんな選手よりも自分の選手を評価する。彼ら(バルセロナの選手)の1人1人が最高なんだ」

「契約というものは、その選手がチームを向上させるということを把握しているからこそ結ぶものだ」