【カオス】秋葉原の激ヤバすぎる自販機コーナーで謎の商品を購入してみた

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東京の秋葉原といえば世界から注目されるオタク文化の発信地だ。アイドルやアニメ、はたまたメイドカフェなど、もはや近年の日本文化を語るうえで、秋葉原の存在を無視することなどできないのである。



ヤバすぎる自動販売機コーナー





今でこそ華やかなイメージが定着した秋葉原だが、中心地から少し離れた場所になんとも怪しげな自動販売機コーナーが存在している。



以前トリビアニュースでも紹介させていただいたが、狂気すら漂うカオスさはとにかくヤバい(関連記事はこちら)。オタクグッズを買いに秋葉原へ訪れた人も、うっかりこの一角に迷い込んでしまえば、そのまま帰りたくなってしまうほどのヤバさなのだ!



前回は衝撃のあまり、謎の「カブトムシ」を購入することしかできなかった。



しかし、カブトムシは中身がハッキリと見えているだけマシな商品だと言えるだろう。他にもまだまだ謎の商品がある。中身がまったく確認できない商品だってあるのだ。



先日、久しぶりに秋葉原へと移動する機会があったため、再びこの自動販売機コーナーにも立ち寄り、怪しげな商品を購入してみることにした。

この日も相変わらず、ヤバイ



自動販売機コーナーに到着し、販売されている商品を確認すると、やはりこの日もなんともカオスなラインナップが取り揃えられていた。

シャボン玉セット。60円……と見せかけて、実は改行を挟んでいるため、560円。駄菓子屋あたりでは数十円で買えそうなものだが……。



10円ガムの詰め合わせ。390円。どう見ても39個は入っていない。



普通のドリンクに紛れて、ミートソース。



3つの味のポップコーン自販機。味は「うす塩味」「うす塩味」「うす塩味」。



はちみつの瓶。中身は同じに見えるが、片方は100円、もう片方は570円。



カオスすぎる注意書きの数々



ここの自動販売機コーナーは、売られている商品だけでなく、いたるところに記されている注意書きもヤバい。カオスすぎて恐怖を感じるレベルだ。



自販機に貼り紙、いたずらやアートくずれの書き込みをするものは、指20本切り落とす



やっぱり新幹線。やっぱり新幹線。(何が……???)

謎の箱を購入することに



ウーンとうならざるを得ない商品や注意書きにダメージを受けながらも、今回購入商品を物色していると、なんとも興味深いものを発見した。



それは謎の箱である。白い紙で包装され、何か謎のメッセージが書き込まれている。そして値段は400円台なのだが、数十円単位で誤差がある。一体何なのだろうか……。とりあえず、メッセージを読んでグッときた商品を2つほど購入してみることにした。



今回選んだのは、誰のものかわからないが今年の目標が書かれていた箱と、コンビニでの恵方巻ノルマの話が書かれていた箱だ。2月に購入して、箱に恵方巻の話題が書かれているところから、割と最近入荷された商品であることが予想できる。一体中身は何なのだろうか。そのまま家に持ち帰ってから開封することにした。





謎の箱、開封の儀!



その後、帰宅した記者は早速謎の箱を開封してみた。箱を手に取ってみると、どちらもとにかく雑に包装されていることがわかる。特にテープはかなりたっぷり使われているため、仕方なくビリビリに破きながら開封する。



ひとつめはキットカット



まず「今年の目標」が書かれていた箱から開封してみると、中からはキットカットが3箱セットになったものが出てきた。今年の目標と一体何の関係があるのだろうか。きっと何も関係がないのだろう。



もうひとつの箱にはさらに手紙が……



続いて、もうひとつの箱を開封していくと、なんと包装紙に手紙が添えられていることに気がついた。内容は「織田信長が変で倒れずあと30年生きていれば、ビルやオフィス街を作っていただろう」というようなものであった。なるほど……。



そして中からは5本入りのチョコバットが出てきた。これで400円とちょっとである。手紙に相当な価値があるということだろう。手紙は包装紙と一緒にグチャグチャにしてすぐゴミ箱へと放り投げた。



ちなみに、お菓子は2品とも賞味期限にはまだ余裕がある状態であった。

まだまだ謎が残る自販機コーナー





今回は特に中身が謎な箱を購入してみたが、結局なおさら意味が分からなくなってしまった。いったい誰が何のために、お菓子にメッセージを込めて高値で販売しているのだろうか……。

この自動販売機コーナーは秋葉原駅を電気街方面に降り、万世橋の方面へと向かうと、肉の万世ビルの裏手あたりに存在する。皆さんも謎の箱を購入して運試しをしてみてはいかがだろうか。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。