元SMAPの中居派4人が焼肉店で”キムタク抜き慰労会”を開いた真意とは

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 SMAP解散日の昨年大晦日に催された“最後の晩餐”の模様が明らかになった。1月5日発売の『週刊新潮』(新潮社)によると、直前まで出演の可否が取りざたされた『NHK紅白歌合戦』と時を同じくして、木村拓哉(44)をのぞく中居派の4人組、そして1996年に脱退した森且行(42)の計5人が三々五々、港区六本木の焼肉店に集結した。

 いでたちもバラバラ。一番乗りの香取慎吾(39)は上下ともにグッチで身を固める一方、続く草なぎ剛(42)はスエットパンツで徒歩で登場。稲垣吾郎(43)は、運転手付きのプリウスで店に横付けしたという。その後、やや遅れて中居正広(44)、森が来店した。

 年をまたいで1日午前2時ごろに散会。大盛り上がりだった会合の様子がうかがい知れるが、稲垣や森はときに窓越しから店外に目を配るなど、周囲への警戒は怠らなかった様子。というのも、この酒宴の現場が波紋を呼びかねないからだ。

■なぜ六本木の焼き肉店だったのか?

 芸能関係者が語る。

「この六本木の焼肉店は、堺正章(70)プロデュースの、店です。堺は言うまでもなく、中居派の独立騒動の際に受け口とも目された田辺エージェンシー系列の事務所に所属しています。田邊昭知会長(78)は独立騒動の発端となった元マネージャーI氏の後見人的存在になるはずだったキーマンで、中居派4人組が当てつけのように紅白に合わせて解散式が開けたのも、田辺グループの庇護下に入っているからではないか」

 マチャアキといえば、2012年公開の草なぎ主演の映画『任侠ヘルパー』で共演を果たしている。ただし、週刊誌記者は、

「大御所でありながら、それ以外のテレビ番組ではジャニーズタレントとの共演の機会が少ない印象。だから、解散式の場として開きやすかったのかもしれません」

 とも推測する。

 解散を経ても未だくすぶるSMAP独立問題。マチャアキまで名前が飛び出す中、事態はどう展開していくか興味が尽きない。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。