写真は所属事務所HPより

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 ショーンK(48)こと、ショーン・マクアドール・川上氏が“文春砲”を食らったのは2016年3月のこと。テンプル大学で学位や、ハーバード・ビジネススクールでMBA、パリ第一大学に留学などの異次元な経歴が、実は高卒のラジオDJだということが明らかになった。

 そのショーンKだが、現在は元気にやっているという。

「熊本の実家が熊本地震で被災したのですけれど、彼は実家には帰っていません。それどころか、ご両親も地元にいなくなってしまった。今は大阪や名古屋などでコンサル業を相変わらず続けているとを聞いています。人気があって、特に大阪では、『川上はん』と呼ばれて人気です。渋い語り口と説得力があるプレゼンで、人気があるのです。もともと、東京大学で東大生相手に講義するぐらいの胆力でしたから」(スポーツ紙記者)

■実は、擁護派も…?

 ショーンKは、経歴詐称を認めて表舞台から身を引いたが、彼の場合、擁護派も多いのだという。

「2016年はこれだけ大きなニュースがったにもかかわらず、ショーンKの行方をいまだに気にかけてる人が多いのです。それは、コメントのセンスの良さ、声の良さ、顔の良さ、スタイルの良さなどの魅力があったことの証拠でもあります。そのため、本質的には芸能人に向いていたといえるでしょう。バラエティでの復帰待望論もあるのですが、本人がイジられるのをいやがって、オファーを断っている状況です」(前出・スポーツ紙記者)

 あのイケメンがテレビで見られなくなって、寂しい思いをしている人もいるはずだ。プライドを捨てて、テレビに戻ってきてもらいたいものである。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。