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 SMAPが解散し、2017年、完全にジャニーズ事務所の顔となる嵐。『NHK紅白歌合戦』では相葉雅紀(34)が司会に抜擢され、嵐としては大トリを務める。年末年始も各局の特番に出演が決まっており、フジテレビでは12月26日から1月3日まで嵐出演番組を放送する「アラおめ!」キャンペーンを展開。ポストSMAPとしての嵐のスタートは順風満帆かのように見えた。

 そんな中、降ってわいたのが松本潤(33)とAV女優・葵つかさ(26)の交際報道だ。松本潤といえば、井上真央(29)といつ結婚か? と言われていた中での二股発覚に、ファンは驚きを隠せない。

 思えば今年は、Hey! Say! JUMP・中島裕翔(23)と伊野尾慧(26)、V6・森田剛(37)、嵐・二宮和也(33)など、ジャニーズの熱愛スキャンダルが相次いでいる。しかしその中でも松本のスキャンダルは群を抜いてジャニーズ事務所にとって不都合なものと、芸能関係者は語る。

■ジャニーズ衰退の引き金に?

「事務所幹部は大激怒です。来年は、嵐が事務所を背負っていく大事な時期。このタイミングでスキャンダルを出すなんて、自覚がなさ過ぎます。しかも相手はAV女優。井上真央との二股疑惑も浮上し、イメージダウンは免れない。事務所は『ただの友達か知り合い』で片付けるつもりですが、内心は怒り心頭です。嵐の事務所での立場も危うくなりかねない」(芸能関係者)

 さらにジャニーズにとって都合の悪いことに、年始の番組に不安材料もある。それがフジテレビの1月3日放送『嵐ツボ』第2弾だ。

「公式サイトでは『大反響を呼んだ嵐ツボ』などと紹介されていますが、今年7月の第1弾では7.9%と爆死。不安要素のある番組にスキャンダルが加わって、正月早々、またしても爆死の可能性も。ジャニーズトップの嵐でさえ数字が取れなければ、威信に関わりますね」(前同)

 松本の自覚のなさが招いた熱愛スキャンダル。嵐の真価が試されるようだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。