今夜キメたい…!横に座った瞬間に彼をドキッとさせるメイクのコツ
クリスマスやイベントシーズンが近づいてきました! この日だけはいつもと違う特別なあなたを演出したいと誰しもが思うはず。「どんなアイシャドウをして、どんなリップをしようかなー」と悩みますよね。
しかし……忘れていませんか!? 自分からは分からないけど、人からはよく見られるところ……。それは、横顔です!
1軒目は素敵なレストランで対面でのお食事、バーで2軒目を、なんて考えている男性も多いかもしれません。そんな時に、メイクで気をつけたいのは前から見ても、横から見ても美人でいられるかどうか。横に座った瞬間に彼をドキッとさせるメイクのコツをおさえて、どこから見てもキレイなあなたを演出しましょう。
今回はロンドン、ニューヨークと幅広い現場で活動してきたメイクアップアーティストの筆者が、横顔を見られても安心!そんな横顔美人になるコツをお伝えします。
■横顔をキレイに見せるのは「光と影」メイク!
横顔をキレイに見せるといっても何を変えたらいいの?と思われるかもしれません。ポイントは“光と影”を操ることです。
パッと横を向いた時にしっかり高いところに光を集め、しっかりとしめるところは影ができているお顔は美しく凛とした女性を演出します。
一般的にに横顔がキレイな方はEラインを持っているといわれているのをご存知ですか? 鼻から顎までを結んだ線内に唇が少し触れる位というバランスのEラインは理想的です。骨格を変えることはメイクではできませんが、骨格のメリハリを頬のラインやおでこの部分でも表現をすることでキレイな横顔を作ることはできます。
写真の赤い円の場所には高く見えるよう、光を集めるハイライトを。青の円の場所には低く見えるようするローライトを入れ、しっかりと“光と影”を操りましょう。
■横を向いた時の目元と眉のライン演出
お顔のメリハリを作ったら、次に目がいくのは繊細な眉尻とアイライン。太めの眉が流行っていたり、流行によって眉の太さは変わりますが、必ず眉尻はキレイに繊細に書きましょう。横顔がシャープに見えますよ。ボテッとした眉尻は絶対NG!
そしてもうひとつのポイントは、目尻ラインの終着点。この部分も必ず繊細に終わりましょう。繊細で美しい流れがある目元はそれだけで洗練さと美しさがアップします。
写真のように少し外側に跳ね上げるように描くと横を向いた時にキレイな目元のラインを作れます。筆先にコシのあるタイプのリキッドアイライナーを使用することが成功の秘訣!
■仕上げは肌に輝きを!
最後は、まるでジュエリーを纏うかのような輝きをほお骨の高い所に。そんなスパイスを加えていつもと違う演出をしてみては?
いかがでしたか? このように美しくメリハリのある骨格の中に、繊細で洗練されたラインを入れたら横に座った彼もドキッとする横顔美人の完成。大事な1日を演出する横顔メイクをぜひマスターして!
【筆者略歴】
※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。
【画像】
※ IAKOBCHUK VIACHESLAV / shutterstock