湯上がり3分で「老廃物」をザザーッ!みるみる足を細くするストレッチ
美脚に憧れてエクササイズや筋トレをして、逆に足が太くたくましくなってしまった!という残念な経験はありませんか? それは足のむくみを放置したまま行っているのが理由かもしれません。
そこで今回はヨガインストラクターである著者が、着実に美脚に近づく効果的な方法をご紹介します。
■細い足でもセルライトがごっそりの危険!
私の足は細いからエクササイズは必要ないと思っていても、実は太ももの裏側にごっそりセルライトがたまっている方も少なくありません。姿勢が悪い方や歩き方のクセがある方は要注意です。
猫背の姿勢で歩いている人をよく見かけますが、このタイプの方は太ももの前側が張り出し太くなってしまいます。そして太ももの前側ばかり使っているので、太ももの裏側が怠けて老廃物が溜まりやすくなるのです。
まずは腰を真っ直ぐに立てる意識で、お腹に力を入れましょう。胸と目線を真っ直ぐ前方に向けて歩くことで、太ももの裏側を刺激する歩き方が自然とできるようになります。
■張り出した太もものストレッチ
太ももの裏側の余分なお肉やむくみを撃退するストレッチを習慣にしましょう。自分では目が行き届かない太ももの後ろから、全体にも効くストレッチです。
(1)仰向けに寝転んだ姿勢から、両足を左へ倒します。
(2)右足の膝を深く曲げてお腹に引き寄せ、左手で右足のかかとを掴みましょう。
(3)体が硬い人はベルトやタオルなどを足に引っ掛けて、掴みやすいように補助します。
(4)息を吐くタイミングで膝を伸ばしていきます。柔らかい人はさらにその足をお腹に引きつけていきましょう。
(5)上半身(特におへそ)は天井の方へ向けて、太ももの外側、太ももの内側から足の付け根、膝裏、ふくらはぎと足全体が伸びているのを意識します。
足が硬い人は、太ももの外側の伸びを重視してください。
(6)刺激に慣れてきたら、足を曲げたり伸ばしたりしてストレッチしていきましょう。
(7)次に右足を右手に持ち替えて、足を逆側の右方向へ開脚していきます。
(8)このとき、背中と腰を床に押し付けることによって体幹の筋肉を使ってバランスをとります。左側のお尻が浮かない位置が目安です。
(9)曲げたり伸ばしたりを繰り返してストレッチします。
(10)足を楽な位置に戻したら、反対側も同様に行います。
むくみや老廃物を放置した足でエクササイズをして、逆効果になるのは残念。この方法を使えば足のむくみを取り除き美脚を目指せます。ぜひ毎日の習慣に取り入れてみて下さいね。
【筆者略歴】
※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。