痛っ…!「脚がつる」「こむら返りする」人が取り入れたい2分筋トレ

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急に体を動かしたときや就寝中に、脚がつったり、こむら返りをしたりした経験はありませんか? あの痛みはできれば二度と経験したくないですよね。しかし就寝中などの脚トラブルはクセになることもあり、悩まされ続けている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はヨガインストラクターの著者が、痛みを伴う脚トラブルを避けるために行うべきことをご紹介します。

■水分をしっかり摂り、筋肉量を増やすことがポイント

脚がつったり、こむら返りを繰り返す原因に、水分不足があります。水分が足りなくなると体内のミネラルバランスが崩れ、筋肉の収縮と弛緩のバランスを乱し、こむら返りなどの症状を起こしやすくします。体に必要な水分は常に意識して摂るようにしましょう。

運動不足によって、筋肉が萎えてしまうことも原因になります。さらに体が硬くなることでも、筋肉の収縮と弛緩のバランスが悪くなり、脚のトラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

■取り入れたい2分でできる“筋トレ”

脚がつるといえば“ふくらはぎ”“太もも”“足の指”、この3点を同時に鍛えられる簡単な筋トレを試してみましょう。

(1)壁に両手をついて立ちます。

(2)脚全体の重みを意識しながら、両足のかかとを上げていきましょう。

(3)このとき、親指の付け根で支えるようにして、ふくらはぎの上部に刺激が入っているか確かめましょう。

(4)かかとを上げた姿勢のまま、ゆっくりしゃがんでいきます。

(5)脚全体の力を意識して、再び立ち上がります。この時もかかとは上げたままにしておきましょう。

(6)無理のない範囲で、10回〜15回ほど行います。

■ストレッチも日課に

体が硬い人は、簡単なストレッチを日課にしましょう。筋肉が固まると循環が悪くなり、冷えから脚がつったりすることもあります。前屈や太ももの前側が伸ばせるストレッチを就寝前にするとよいでしょう。

いかがでしたか? 脚がつったり、こむら返りするなどの脚のトラブルはクセになりやすいので、下半身の循環が鈍らないように日頃からケアすることが大切です。ご紹介した方法を定期的に取り入れることで、症状を改善していきましょうね。

【筆者略歴】

yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ Image Point Fr / Shutterstock