この差はどこから?30代でシワができる人とできない人の違い

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「同級生なのにこの差は何!?」、「見た目年齢でこんなに違いがでるなんてショック……」。

その違いを作った原因は顔にくっきり刻まれたシワです。老けた印象を与えてしまうシワですが、30代でもシワができる人とできていない人の差とは一体何なのでしょうか。

そこで今回は、30代でシワができる人とできない人の違いを、コスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者がご紹介します。

■シワができる人の特徴

活性酸素を多く発生させるライフスタイルは次の4つ。

(1)紫外線対策ができていなかった

肌トラブルの原因は80%が光老化です。紫外線によってお肌が酸化し、コラーゲンやエラスチンといったハリを保つ細胞を破壊してしまいます。

(2)保湿が不十分

保湿が十分にされていないお肌はバリア機能の低下に加え、乾燥ジワをつくります。乾燥ジワは細かいのでそれほどは目立ちませんが、そのままにしておくと深いシワへと進行してしまいます。

(3)激しい運動

無酸素運動などの激しい運動を行うことで大量に活性酸素を発生させてしまいます。年齢を重ねるにつれて活性酸素を抑制する抗酸化力も低下していくので、年齢を重ねてかららの激しい運動は体にとっては逆効果です。

(4)喫煙

活性酸素を多く発生させてしまう以外にも、体にとってはいいとはいえません。百害あって一利なしというほどですから、喫煙は控えることをオススメします。

■シワができない人の特徴

発生した活性酸素を上手に排出させるライフスタイルは次の2つ。

(1)シワができる人の(1)〜(4)の対策ができている

紫外線による光老化を防ぎ、十分な保湿でバリア機能を高める。適度な運動で血行促進や代謝アップし、喫煙はしないというライフスタイルは、美肌をつくるため適しています。

(2)抗酸化力のある食べものを摂取している

抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂取することで抗酸化力を高め、活性酸素が多量に発生するのを抑えることができます。

抗酸化のある食べ物とは、にんじん、キャベツ、ゴーヤ、かぼちゃ、アーモンド。また、ポリフェノールを含むココアや第7の栄養素といわれているファイトケミカルの緑茶もオススメです。

いかがでしたか? 第一印象を左右する見た目年齢。顔にくっきりと刻まれたシワがあると5歳以上は老けて見られてしまいます。シワができる人とそうでない人の違いは、日々のライフスタイル。シワをつくらないだけでなく、健康のために一度毎日の生活を見直してみませんか。

【筆者略歴】

杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。