お肌のハリ感UP!プロが教える「究極のフェイシャルマッサージ」

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年齢と共に気になるお疲れ顔やお肌のハリ感。ふと鏡を見て、「お肌のハリがない」「顔がなんだか疲れてる」「寝起きの枕やシーツの跡がなかなか消えない」と、気になるときはありませんか?

見た目年齢を決めるお肌のハリ感は、日々の入浴中やお風呂あがりの美容時間を有効に使ってケアしていきましょう。今回はお家でできる、ハリ感を与えるセルフマッサージ法をエステティシャンの筆者がご紹介します!

■ デコルテマッサージからスタート

日中のデスクワークや緊張状態でストレスがかかり、お顔のくすみやお疲れ顔が目立つようになる原因は、デコルテや肩、首の血流が悪くなったり、老廃物が溜まったりするからです。

まずはデコルテマッサージでしっかり流していきましょう。マッサージの際は美容オイルなどを使用するとお肌への摩擦も軽減され、同時に保湿効果も期待できます。

(1)脇のリンパを、鎖骨の下を通って腕の付け根に向かって流します

(2)鎖骨の上を肩の付け根に向かって流し、続けて首筋から耳の下まで流します

(3)肩の付け根から耳の下まで流します

右側をデコルテマッサージするときは顔は左に向け、左のデコルテマッサージをするときは顔は右に向けると、マッサージがしやすくなります。

■フェイシャルマッサージ

写真では比較のために半顔のみ行っていますが、ご自身でされる際は両手で左右同時に行ってくださいね。

(1)指でこめかみをぐりぐりと痛気持ちいいくらいの力でプッシュ。次に、指の第一関節を使ってクルクルします。各5回ずつ行いましょう。

(2)次に指の第一関節を使って、フェイスラインや噛み合わせのコリをほぐしていきます。こちらも各5回ずつ行いましょう。

奥歯をよく噛み締めている方は、この辺りの筋肉が凝り固まっているので最初は痛いですが、ほぐれてくると痛みは少なくなります。

(3)鼻の付け根やほうれい線の辺りを軽く押しながら流します。そして、こめかみ部分から髪の生え際に向かって流します。3回繰り返しましょう。

(4)おでこのシワを伸ばすように、生え際まで撫であげます。そして眉毛の真下にある筋肉をグッと持ち上げます。各3回行いましょう。

(5)目の下は指に力を入れずに軽くトントンします。2回ずつ行いましょう。最後に、手の平全体でフェイスラインから頬全体を優しく撫で上げます。各3回行いましょう。

このマッサージを行うことでお肌の血色がよくなり、フェイスラインもスッキリ、頬にはハリ感が生まれます。目元もぱっちりとして、翌日の化粧ノリもかわったことを実感いただけるでしょう。

慣れてくると、10分ほどで簡単に出来るマッサージ法です。入浴中やお風呂あがりのスキンケア前などに取り入れてみてくださいね!

【筆者略歴】

※ 寒川あゆみ・・・エステティックサロンにて勤務後、海外に渡りセラピストとしてフリーで活動。2014年より、大阪にてエ
ステサロン「Private salon Laule’a」を運営。同時に講師・イベント出店・美容家・美容ライターとしても活 動中。

【画像】

※ Irina Bg / Shutterstock