手持ちのアイテムでOK!「夜まで美人をキープする」ベースの仕込み方
朝から大事な打ち合わせ、お昼は会食、夕方まで外回り……ハードスケジュールな1日、メイクのお直しなんてしてるヒマが無い! でも夜には大事な人とのデートの約束があるし……30代以降の働く女性は、ちょっとの時間も惜しいもの。お直しせずとも、夜まで朝イチのメイクがキープできたらうれしいですよね。
そこで今回は、プロのヘアメイクで年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、手持ちのアイテムで夜まで美人をキープできるベースの仕込み方をご紹介しましょう。
■前日の夜から下準備
夜まで美人を目指すなら、前日の夜からの肌仕込みが大切。いつもの2倍は時間をかけて、ゆっくり丁寧に保湿を重ねましょう。
寝ている間の空気の乾燥や寝具での摩擦は、意外とお肌に負担をかけてしまいます。寝る前には保湿クリームや乳液でマッサージをしてしっかりと油分でフタをし翌朝に備えましょう。
■当日の朝は油分NG!ローションマッサージでお肌を活性化
メイク前の保湿では、しっかりとマッサージをして血行を促し顔色をUPさせましょう。
だだし、このとき決して油分の強いもの(クリームや乳液)は使わないこと! お肌の油分が多くなりすぎると、ファンデーションのヨレにつながります。
ローションや美容液ジェルなど、水溶性タイプのものでマッサージをしながら保湿をしていきましょう。
■お粉は顔全体にたっぷりと
皮脂の出やすいTゾーンや小鼻などはファンデーションを薄めに、逆に目のしたの逆三角形ゾーン(チークボーンの上)には念入りにファンデーションを重ねてしっかりカバーをします。
仕上げのお粉はパフを使ってしっかりとつけましょう。このお粉が余分な皮脂を吸収してファンデーションをお肌と密着させてくれます。
「ちょっとつけすぎたかな?」くらいで大丈夫。自然に時間が経つにつれて自分の皮脂となじんでくるので、夕方から夜にかけてが一番ベースがフィットしてお肌にツヤ感が出てきます。
いかがでしたか? 少しの手間で翌日のメイク持ちは断然変わります。ぜひ、“お直し知らず”なベース作りの参考にしてください。
【筆者略歴】
※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。
【画像】
※ Olena Yakobchuk / shutterstock