メリハリなしはNG!「一瞬で美人に思われる」ハーフ顔のつくり方
”コントゥアリング”――。美容意識の高い女性なら最近耳にする言葉かもしれませんが、まだまだ試したことがない方も多いのでは?
“コントゥアリング”とは海外でも人気の骨格を作り出すメイク技法のこと。セレブにもとても人気です。しかし、実はアジア人の方こそ、骨格作り術がとても重要! 彫りがあるか、ないかでお顔の印象は全然変わりますよ!
とはいえ、今までの骨格作りのやり方だと、舞台メイクみたいになってしまうんじゃないかなと心配な方も多いはず。大丈夫、ポイントを抑えれば自然な美人ハーフ顔を容易に作ることができます。
そこで今回は、メイクアップアーティストの筆者が、先日講師を担当したミス・グランド・ジャパンのサバイバルキャンプでも“世界に通用するメイク術”としてファイナリスト達に指導した一瞬で美人に見せる技をご紹介します。
これからのメイクは骨格作りから。人に一瞬で美しいと思われる骨格作りを意識していきましょう。
■そもそもコントゥアリングとは
コントゥアリングとはハイライトとコンシーラー、シェーディングで骨格を作り、お顔にメリハリをつけていく方法です。
特に普通の骨格作りと違うことは、シェーディングとコンシーラーをしっかり入れていくこと。ここで注意したいのが使用するプロダクト! より自然に、でもしっかりと、まるで元々彫りが深いような骨格に見せるためには、リキッドタイプやクリームタイプを使用しましょう。パウダータイプよりもしっとりとお肌になじむので、より自然に骨格を浮き上がらせます。
特にオススメは……
●ハイライト
・エスト『オーラクリエイトブラシ(ブライトオークル、ブライトピンク)』
・ルナソル『グロウイングデイスティック』
・rms beauty『ルミナイザー』
●コンシーラー
・rms beauty『アンカバーアップ』
・ジバンシイ『タン・クチュール・コンシーラー』
・バーバリー『フレッシュグロウ ハイライティング ルミナスペン(ヌードラディアンス NO.01)』
●シェーディング
・ディオール『ディオール ブラッシュ ライト&コントゥール(限定品)』
・バーバリー『フェイスコントゥア - ミディアム NO.01』
どれも繊細な輝きやお肌の密着感がとても良く、使いやすい逸品です。
■早速やってみよう!
入れ方と入れる位置を紹介します。ベースはあくまでナチュラルに、自然なツヤを残しておきましょう。
(1)シェーディング
一番影になるシェーディングからスタート。まず難しいのがのせる位置。顔型にもよりますが、基本は写真のようなほお骨の下、あごから首にかけて、おでこ、鼻、アイホールと覚えておいて!
そして指かブラシでぼかしましょう。少ししっかり目に入れることがポイント!
そしてより自然にしたければファンデーションの前にシェーディングを入れて、その上からうっすらとファンデーションを被せてあげると内側からの陰影を作れます。
(2)コンシーラー
コンシーラーはクマ、小鼻の脇、目尻のくすみ、口元のくすみに入れてあげましょう。特にコントゥアリングを意識する時は目の下の逆三角形ゾーンにしっかり目に入れて!
(3)ハイライト
ハイライトはほお骨の高い所、お顔の正中ライン、眉の下です。
特に上唇の上の部分や下唇の下のラインにも付けてあげるとより外人さんのようなふっくらとセクシーな口元を演出できます。
骨格作りが美人顔への近道です。ナチュラルメイクでもしっかりと骨格を作り上げることでお顔の印象は一瞬でチェンジ!
ぜひ普段のメイクにプラスして美人ハーフ顔を目指してみて!
【筆者略歴】
※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。
【画像】
※ Volodymyr Goinyk / shutterstock