新戦力加入なら退団か…去就注目の本田、代理人がミラン首脳陣と会談へ

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 ミランに所属する日本代表FW本田圭佑に、移籍の可能性が浮上していることがわかった。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が9日に報じている。

 報道によると、本田の代理人を務めるFIFA(国際サッカー連盟)公認のファブリツィオ・デ・ヴェッキ氏が近くイタリア入りし、同選手の起用法などについてミラン首脳陣と話し合いを行うと伝えられている。

 今シーズンからミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の本田に対する評価は低いと見られており、補強ターゲットの最上位とされるチェルシーのコロンビア代表FWフアン・クアドラードが加入することになれば、本田の退団は確実なものとなると予想されている。

 以前から中国企業へのクラブ売却を報じられながら、交渉が難航していたミラン。今月5日になってようやく、親会社の「フィニングヴェスト」が同クラブの中国企業グループへの売却を発表した。6日付のスペイン紙『アス』は、同グループが今後3年間の補強予算として3億5000万ユーロ(約395億5000万円)を用意すると報道。しかし『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、中国企業グループによる補強は来年以降と見られることから、名誉会長に留まるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が1000万(約11億3000万円)から1500万ユーロ(約17億円)のポケットマネーを投じて、補強に動くとも伝えられている。