週末に行われたリヴァプールとのテストマッチでは、非常に安定したタイトなディフェンスを披露し、4-0と快勝を抑えたマインツ。しかしマネージャーのシュレーダー氏は「結果については慎重に判断していかないと」と試合後に語った。

 

しかし昨季のELファイナリストから4得点をあげることは並大抵のことではないことは確かだ。オフェンス面っでもマインツは、サイドからのテンポと正確なパス、そしてその決定力でも納得のプレーを見せており、クレメンスは「めったにリヴァプールとは試合できないし、楽しかったよ」とコメント。この日主将を務めたベルは、ホームの大観衆の背を受けて「これまでのテストマッチよりはやりやすかったね」と振り返っている。

 

一方のシュミット監督は「ノバーラ戦でも同じように精力的にプレーしていれば敗戦しなかった」との見方を示し、2週間後に控えたポカール1回戦に向けて「同様に精力的にプレーしなくては勝利などできない」と述べ、また「貴重な経験」となるヨーロッパリーグに向けても「追い風となる」よう願った。