生理の10日前にするべきは?簡単すぎる「小鼻の毛穴ケア」習慣

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夏になると皮脂や汗などの影響で、いつも以上に小鼻のブツブツが気になる人も多いのではないでしょうか。だけど気になるからといって、強引なケアは本当に危険!

そこで今回は、ブツブツ毛穴を繰り返さないための簡単解消法をご紹介します。

■毎日のクレンジングは「クリーム」を使う

毎日のケアは肌に優しいものがルール。

洗浄力の強いオイルクレンジングを使ってしまうと、刺激が強く、乾燥を引き起こしてしまう可能性が。その結果、肌表面が硬くなりやすく、毛穴の汚れも詰まりやすくなり、それがブツブツ毛穴に……というループを繰り返すことに繋がってしまいます。

クレンジングを行う際には、手と肌の間にクッションを作る感覚で、たっぷりの洗顔料を使うこともポイント。洗い流すときも、お湯は35℃までのお湯を使用することを厳守してください。

オイルクレンジングを愛用していた人がクリームにシフトしたことで肌が柔らかくなったり、毛穴が目立たなくなった、という話は本当によく聞くので、毎日のケアを見直すことからはじめてみましょう。

■生理の10日ほど前に「クレイ製品」を投入する

生理前1週間ごろから、ホルモンの影響で肌のごわつきや毛穴詰まりの悩みが増えてきます。そのタイミングで慌ててケアをするのはNG。刺激のせいで敏感肌や肌トラブルを引き起こしかねません。

狙い目は生理の10日ほど前! まだ肌のコンディションが揺らぎにくいタイミングで、皮脂汚れに効果的なクレイ製品を使いましょう。

クレイ配合のゴマージュで軽くピーリングをしたり、クレイマスクで皮脂汚れを吸着させたり。この月1のスペシャルケアをタイミングよく使うことで、抜群のツルツル肌をキープすることができます。

ただし、クレイ製品使用後は非常に乾燥しやすくなるので、シートマスクなどで保湿ケアを重点的にする、というセットケアを忘れないでくださいね。

■週1で「酵素製品」を投入をする

ブツブツ毛穴(角栓)の正体って、実は皮脂の油が30%で古い角質であるたんぱく質が70%を占めるもの。要するに、ディープクレンジングといってオイルで溶かそう、とかクレイで吸着、といっても効果があるのは皮脂の油に対してのみ。だから、これらを使ってブツブツ毛穴が治らない!というのは当然の話なんですね。

古い角質であるたんぱく質を除去できるのは、酵素製品。とはいえ、毎日使ってしまうと肌に必要な角質を取りすぎて裸の状態にしてしまうので、週1程度の使用に留めるようにしましょう。

■すでに手遅れの場合は…

すでにファンデーションを塗ってもブツブツが目立つほどに肥大化してしまっている人は、毛穴専用のエステや美容クリニックに駆け込むようにして。自分でできることは習慣化し、いざとなったらプロの手を借りる、というのが賢い選択です!

毛穴パックや毛抜き、めん棒での角栓取りなどついやってしまいたくなりますが、セルフケアだと悪化しかないことを忘れないでください。事前準備やアフターケアなどの手間を考えたらプロに任せるのが一番手っ取り早いといえます。

すぐに結果を出したいのも本音ですが、自分でやれるブツブツ毛穴ケアは、はじめて3週間〜1か月後くらいから効果が実感できるもの(そうでないと強すぎて戻りも早いということ)。毛穴たるみにまで進化させないように、普段からのお手入れから肌を気遣ってあげてくださいね。

【筆者略歴】

矢粼 彩 ・・・ 女性誌を中心に各メディアにて美容ライターとして17年活躍中。「最新の正しい知識や情報と共にトータルビューティを叶える」理念の元、日本ダイエット健康協会公認ダイエットインストラクターとしてパーソナルケアやメディアでも発信中。

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※ Poznyakov / Shutterstock