「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を科学する第一弾記事が公開に

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アニマックスブロードキャスト・ジャパンは、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」Blu-ray&DVDの6月10日(金)の発売を記念し、サンライズ主導のもと「GUNDAM THE ORIGIN TECHNOLOGY LAB 〜機動戦士ガンダム THE ORIGINを科学する〜」の第一弾記事を公開した。

本プロジェクトは、「モビルスーツを、リアルに開発できる可能性はあるのか?」という素朴な疑問からはじまる。その疑問をもとに「機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア」の作品の中から、「モビルスーツの開発段階のプロトタイプであるモビルワーカーが、コロニー内の極秘試験場で実用テストを行っている」シーンに着目。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア」よりこの「モビルワーカー」はその後実用化されて、月面やコロニー内、地上でも運用されていくことになる。

そこで、まずは第一歩として「モビルワーカーの実現性」を、現実世界の宇宙開発技術の観点から検証することに着手。このシーンに描かれる事象・現象の検証や再現実験などにチャレンジする事で、最先端の宇宙開発テクノロジーやガンダムという作品の魅力をお届けする。

第一弾記事では、取材協力にJAXA(宇宙航空研究開発機構)を迎えて、「モビルワーカーの実現性を月面環境で検証できないか」を真剣に検討する様子が明かされている。

「モビルワーカー」の実現性の検証にあたっては、現代の宇宙開発の最先端分野のひとつ「月面」への着陸機や探査ロボットの研究開発に着目。月探査のプロであり、2003年に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」にも初期の構想段階から携わった、JAXA宇宙科学研究所および宇宙探査イノベーションハブの橋本樹明教授に登場してもらい、月探査や宇宙開発の現状、モビルワーカーの月面環境での歩行の実現性などについて、専門家の視点でアドバイスをもらっているとのこと。

記事内には、「JAXAのエンジニアにはガンダムファンは結構いると思う」「ザクを月まで運ぶには1000億円以上」「モビルワーカーを月面で歩かせたいなら、 まずは真空の月面を模擬した環境で、着地させる実験から始めたほうが良い」など、橋本教授ならではのコメントも掲載されている。

本プロジェクトの進捗は、ガンダム情報の公式ポータルサイト「GUNDAM.INFO」(運営:サンライズ)内で、全4回に渡る記事・動画として公開される予定だ。

次回以降の公開予定は、第二弾:7月1日(金)、第三弾:7月15日(金)、第四弾:8月5日(金)を予定している。


■「GUNDAM THE ORIGIN TECHNOLOGY LAB 〜機動戦士ガンダム THE ORIGINを科学する〜」特設ページ

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