「ダメな私に恋してくださいドラマ化スペシャル 」より

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 俳優のディーン・フジオカ(35)が5月26日、「ここ1週間くらい体調最悪でも仕事休まれへんし、死線を彷徨ったわー」と体調不良だったことを告白。さらにその後も多忙な様子を見せるディーン・フジオカに対し、ファンが心配の声を漏らし、一部で月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)が不調の福山雅治(47)の“穴埋め”説が取り沙汰されている。

■「体調最悪」「死線彷徨った」と悲鳴

 現在、35歳と働き盛りのディーン。NHKの連続テレビ小説『あさが来た』に出演して“五代さまフィーバー”を巻き起こして以来、女性を中心にファン人気が高騰。最近は落ち着いてきたとはいえ、それでも注目度はまだバツグンだ。

 そんなディーンが26日、ツイッターで「ここ1週間くらい体調最悪でも仕事休まれへんし、死線を彷徨ったわー」「好きでやってる仕事やのに、むっちゃしんどい時間に感じてまうの、ほんま悲しいわ」「注射ナンボ売っても、薬ナンボ飲んでも、病気は寝なきゃ治らんねやっぱし」と連続投稿。過労でグロッキーな状態だが仕事を休めない現状を吐露した。

 26日にはインドネシアの世界遺産であるボロブドゥール遺跡で特別番組『ディーン・フジオカ&アジアの友We are Asia』(日本テレビ系)の公開収録に参加。31日にはAmazonプライム・ビデオの日本オリジナル作品記者発表会に登場し、自身が出演するドラマ『はぴまり〜Happy Marriage!?』をPRした。合間にはメディア取材や雑誌のモデル撮影などもこなしている様子で、連日のハードスケジュールにさすがに疲れているようだ。

「次から次へと日本国内で仕事をこなしていますが、ディーンさんは本来、海外を拠点にして活動する国際派の俳優で、家もジャカルタです。ツイッターでも漏らしていますが、休みが少ない日本でのハードスケジュールに、疲労とストレスがかなり溜まっているのではないでしょうか」(報道関係者)

 ディーンの体調を心配する一部ファンの間で今囁かれているのが、“福山の穴埋め”説だ。たしかに同じ事務所に所属する二人を見ていると、月9ドラマ向けの露出だけが多い福山に比べて、ディーンのほうが仕事の幅がやや広いようにも見える。

 今後も各所でひっぱりダコ。5月下旬には2017年公開予定の実写映画『鋼の錬金術師』で人気キャラクターのロイ・マスタング大佐を演じることが発表され、今月2日には次世代の高画質テレビ放送『スーパーハイビジョン』(NHK)のナビゲーターに就任することが明らかになった。

「何だかんだ、福山さんは後3年で50歳。還暦も視野に入ります。いつまでもイケメンキャラは通用しないでしょう。12歳年下のディーンさんにシフトするのは自然な流れだと思います。またディーンさんの良い点は、既婚者なのに人気があるところ。結婚して人気を落とした福山さんに比べて、結婚による人気低下のリスクはありません。事務所は、“世代交代”を印象づけるべく猛プッシュしたいのではないでしょうか」(前出・関係者)

 元々海外志向の強いディーン。こき使われすぎて嫌気が差したあまり、海外の仕事を優先して日本から立ち去る……なんてことにならなければ良いが。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。