今日は何の日 ４月２８日は「庭の日」／INSIGHT NOW! 編集部
今日、４月２８日は「庭の日」です。
庭や造園への関心をもっと高めようと日本造園組合連合会が制定しました。４（よ）い２（に）８（わ）で「良い庭」ということで、多くの人がそれぞれの視点で、身近な庭や環境について考えてもらえるきっかけとなることを目的としています。
「庭」という言葉で思い浮かべるのは、大きな公園や美しい日本庭園でしょうか。戸建ての家のささやかな庭でしょうか。造園連によると、『本格的な庭や緑地はもちろんのこと、路地に並ぶ草花のプランターや、ベランダの片隅の鉢植えなど、ほんの小さなスペースの緑でも私たちは庭と考えています。』ということなので、実に多くの「庭」があることになります。最近では、オフィスビルの敷地や、屋上、壁面、工事現場の囲いなど、さまざまな場所での緑化もすすみ、どこに行っても「庭」の緑に出会えるようになりました。
さて、明日からゴールデンウィークですね。連休中も首都圏にいる方におすすめなのが、東京都公園協会の「公園へ行こう！」と「庭園へ行こう！」というサイトです。都内の公園を目的や地名、駅名などで検索でき、「公園なう！」というコーナーでは、あちらこちらの公園で今どんな花が咲いているか、どんな風景が見られるかが頻繁に更新されています。各公園でのイベント情報もたくさん紹介されていますので、この休みに子どもたちとどこで何をしようか悩んでいるお父さん、お母さんには特におすすめです。
ちょうど今、新緑の季節ですから、どこの公園でも、庭園でも、青空にきらめく新緑の美しさが堪能できます。木々だけでなく、道端や街路の小さな草や花も、生命力に満ちて生き生きとしています。外遊びにはいい季節です。公園で思いっきり新緑のシャワーを浴びるのもよい休日の過ごし方になるのではないでしょうか。近所のふつうの「公園」には飽きたという方には、東京大学附属「小石川植物園」や国立科学博物館附属「自然教育園」もおすすめです。いっそ雑木林と呼びたくなるようなワイルドな緑の中を散策でき、東京の真ん中で「自然」を味わえます。
暑くもなく寒くもなく、風がさわやかな一年でもっとも過ごしやすいこの季節。さまざまな「庭」を訪れる休日を、ぜひお試しください。
