ミラン、年齢詐称の元ユース在籍選手を起訴か…25歳で16歳とサバ読み

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 日本代表FW本田圭佑の所属するミランが、2013年から2014年にかけて当時のユースチームに在籍していたガンビア人FWユスファ・ヤッファを年齢詐称で起訴することが明らかとなった。18日のイギリス紙『インディペンデント』などが報じた。

 現在、日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトからドイツ2部リーグのデュイスブルクにレンタル移籍しているヤッファだが、この度、イタリア当局の調べで19歳と自称する同選手の年齢が28歳であることが発覚した。

 ヤッファは3年前、ミランでトライアルテストを受け、U−19チームに入団したが、当時25歳だったのを16歳と詐称していたとみられる。ヤッファはイタリアの入国管理局に対して書類をすべて紛失したと説明し、生年月日を偽った身分証を作成。これまで年齢を詐称したままプレーしてきたとされる。

 これを受けて、近日中にヤッファをめぐりイタリア当局による調査が開始される模様で、ミランが同選手を起訴する可能性も報じられている。一方、同選手は昨年1月のフランクフルト在籍時に婦女暴行容疑で逮捕され、当時は少年法適用で10万ユーロ(約1280万円)にて保釈されていたが、こちらも再調査の末に有罪となれば、改めて懲役刑が科される可能性があるという。