ナポリは13日のセリエA第16節で、ローマとホームで0-0と引き分けた。マウリツィオ・サッリ監督は選手たちにとがめるところはないと感じているようだ。

「一方的な試合だった。我々のシーズンベストのパフォーマンスの一つだったよ。ナポリが上回っていたのは明らかだった。ボクシングなら判定勝ちだよ。だが、何よりも相手がタオルを投げたからだね。ローマは普段よりも守備で良いパフォーマンスをした。だからリズムを高めるのが難しかったんだ。特に前半はね」

「最初はあまりにサイドにこだわりすぎた。おそらくそのときにもっと中央に糸口があったはずだ。中央で(ゴンサロ・)イグアインの動きが少なかった。疲れていた? 彼はもっとやれたかもしれないね。ただ、チームが彼を少し孤立させてしまったこともある」

前半途中に副審が負傷で交代したことについても触れた。

「我々にとっては痛手となった。3、4分間を失ったからね。あそこは我々の時間帯だった。残念だ」

サッリ監督は後半にローマがダニエレ・デ・ロッシのゴールを取り消されたことにも触れた。

「(デ・ロッシへのクロス)ボールはラインを割っていたと思う。でも、確実ではない。(ラウール・)アルビオルを飛ばさせなかった(フアン・マヌエル・)イトゥルベのファウルは確実だった。だから、いずれにしてもあのゴールは取り消されるべきだったよ」