「記念日が多い女の子って面倒臭いよなぁ」とは男子側で頻出する"ぼやきあるある"ですが、一方で物覚えの悪い男性陣にはきっと女性陣もウンザリしているのでしょうね。
いや、物覚えが悪い云々のレベルではなく、やはり奥様の誕生日や結婚記念日は覚えてて然るべきだと思うのです。でも、やはり、男はそういうことに対する物覚えがすこぶる悪い……。

そんな我々には、このサービスが打って付けかもしれない。チクデン株式会社が11月よりスタートしている「年1回、花のギフト定期便」は、男性陣のだらしなさと記憶力のなさをヘルプしてくれます。



では、同サービスの内容について。まずは1度、大切な人の記念日に贈りたいお花のギフトを注文します。するとそれからは、同社が毎年確実にお花のギフトを届けてくれます。結果、「記念日を忘れて気まずい」という、ズボラな男性が陥りがちな事態が避けられちゃう。円満な夫婦関係や家庭環境を築く一助になってくれるのです。
「科学的にも女性より男性の方が海馬の機能は低く、過ぎた事を忘れるという性質があります」(同社代表・竹田浩一さん)
記念日をしっかり覚えている女性とのギャップを埋めるべく、同サービスが男性に代わり毎年確実に大切な人へお花のギフトを届けてくれるのです。

いや、別に対象は忘れんぼさんだけじゃない。同サービス誕生には、以下のような理由がありました。
「私自身は結婚記念日に花を買いに行くマメなタイプですが、男が花屋へ行くのってとても勇気がいるんですよね。花を選んでいる時やレジで包んでもらっている時、実は恥ずかしくてたまりません(笑)。そこで花屋へ行かずとも定期的に届けてくれる通販がないか探したのですが、これが意外となかったんです」(竹田さん)

ここで、今さらながら確認したい。この記事を読んでる男性陣、お花には詳しいですか? いざ、自分がお花をプレゼントするとなったら、どんなお花を贈っていいか悩んでしまいませんかね? そこで同サービスでは、その年の流行や季節に合わせてプロがお花を選別し、お任せで"花のギフト"を作ってくれます。
「相手の性別や季節はもちろん、何の記念日なのか等、お客様からお預かりした情報をもとにアレンジします。例えばクリスマスプレゼントとしてでしたり12月が誕生日の方に向けたお花でしたら、クリスマスの雰囲気を盛り上げるような種類でアレンジいたします」(竹田さん)

このサービスを利用する際、我々が選ぶのは以下の2項目のみです。
●今後何年贈るか(2年・3年・4年・5年)
●お花のボリューム(小:3,980円、中:5,980円、大:12,980円)





「私もそうなのですが、男性が思い浮かべるお花の種類といったら、バラやチューリップ、ひまわりくらいです。多数の花の種類を提示し、その中からお選びいただくと、逆に煩わしさを感じる人が多いのでは? と、考えました」(竹田さん)

そんなこのサービス、実のところ男性のみの利用に限定されているわけではありません。
「女性の場合、ご両親の結婚記念日に贈ったり、母の日や父の日に贈るといったケースがございます」(竹田さん)
記念日を忘れがちな男性だけでなく、記憶力の良い女性でもOK! 同社が推奨する主な活用法は、以下です。
・妻や夫の誕生日
・子どもや親の誕生日
・上司や部下の誕生日
・会社から従業員への誕生日
・結婚記念日
・母の日、父の日、敬老の日
・バレンタインデーやホワイトデー
・クリスマス

もう一つ、同サービスには"時短"の効果もあるらしい。
「このサービスは、『花』だけではなく『時間』を買うという要素も込められています。何が喜ばれるのか? 予算はどうしよう? どこで買おう? ギフト選びには、時間と手間が掛かってしまいます。しかし、面倒だからと何もしないのは相手がかわいそう。『花のギフト定期便』では、1度の注文でその後の数年間お花が相手に届けられます。贈り手側は記念日を忘れたり慌てたりすることがなくなり、しかも浮いた時間は仕事や趣味に活かせます」(竹田さん)

いいですねぇ、このサービス。お花のプレゼントって少し照れくさかったのですが、グッとハードルが下がった気がします。これからは、問題なし!
あとは、お花を贈るべきパートナーを見つけるだけだな……。
(寺西ジャジューカ)