パソコンに向かって仕事してる皆さん、デスク周りにお菓子が散乱してませんか? "ボリボリ"(お菓子を噛む音)、"カチャカチャ"(キーボードを叩く音)。この繰り返されるサウンドがリズムとなり、ビジネスマンを勢い付かせる。
でも、問題がないわけじゃない。スナック菓子を食べると手が汚れ、その手で触ると油っこいキーボードへと早変わり……。だから、飴を重宝しています。もちろん、ガムでもいい。あと、ラムネなんかもいいんじゃないかしら?

さて、今回はラムネにフォーカスしましょうか。タカラトミーアーツが11月19日より発売している『どうぶつラムネ工場』(希望小売価格3,980円/税抜)は、いわばクッキングトイです。

大人もハマる手作りラムネ



この本体のキャラクターは「くまポン」と言い、彼が工場長となってオリジナルのラムネを作ってくれる……という設定であります。
「最近、大人もハマる美味しさの"手作りラムネ"に流行の兆しがあります。ただ家で作るのは少し大変ですので、簡単に楽しめる商品をという思いで開発いたしました。もちろん、ラムネは子どもに普遍的人気のお菓子でもあります」(担当者)

本体(くまポン)のパーツそれぞれが「計量スプーン」や「ボール」になっており、こちらで用意するのは粉砂糖とレモン果汁といった原材料のみのよう。これだけで、"生ラムネ"を作り出せちゃう。
"生ラムネ"、作りたいし食べたいと思いません? というわけで早速、私も『どうぶつラムネ工場』を取り寄せました!

ラムネの作り方は、すこぶる簡単。まず「くまポン」の顔でもあるカップに、付属の計量スプーンを使い粉砂糖とレモン果汁を入れ、混ぜ合わせます。今回は、計量スプーン(大)1杯分のレモン果汁&「くまポン」の腕であるハンドスプーン5杯分の粉砂糖という割合で配合しましょうか。ここに計量スプーン(大)1杯分の水を入れて混ぜ合わせると、"ラムネの素"が出来上がります。また水の代わりにシロップやジュースを入れると、色や味がアレンジされるのでおすすめです。
「通常は粉砂糖、重曹、クエン酸を材料としますが、手軽に揃えられる材料でも楽しんでいただきたいと思い、粉砂糖とレモンだけでも作れるレシピを当社の方で考えました」(担当者)
これをラムネ型に入れ、プレスボタンを餅つきのように押してあげます。5〜10回くらいに分け、"ラムネの素"を徐々に固めていくのがポイント。ラムネ型のバリエーションは「ネコ」「サル」「パンダ」「ライオン」「リス」「タヌキ」「ペンギン」など計12の動物が用意されており、これらの動物のフォルムでラムネは完成します。

こうして固まったラムネを取り出し、付属のピックに刺して本体上部にセットする。ピックは動物の胴体型になっているので、顔型フォルムになったラムネと組み合わせると、動物の「顔」+「胴体」という見た目になります。このまま約1時間ほど待ちましょう。乾燥させます。


はい、乾いたみたいです。このラムネにチョコペンやアラザンなどでデコレーションをすれば、より一層可愛くなっちゃう!


「当初は丸型のラムネが作れるものを開発していましたが、作る楽しさをプラスするために動物型のラムネにしました」(担当者)

では、完成したラムネをいただきましょうか。パクッ。……おわぁ、優しい。甘くてレモン風味のこのラムネは、"刺激"よりも"懐かしさ"があるというか。ほろほろした食感の"生ラムネ"でほっこりしつつ、これを舐めながら仕事に励んだらはかどるだろうなぁ。
「可愛いだけでなく、市販のラムネとは一味違いホロッと口の中で素朴な美味しさが広がります。まさに大人も子供も夢中になるおいしさです」(担当者)
しかも、クッキーやケーキみたいに"手作り"で出来上がったってのがグッと来るじゃないですか!
「8歳以上の小学生男女向けトイですが、大人も楽しんでいただける商品だと思っていますので、親子や友だち同士でも楽しんでもらえるとうれしいです」(担当者)

もちろん、"手作り"なのでアレンジは自由自在。クエン酸やコンスターチ、重曹などを使ってさらに本気の"ラムネ道"を極めることもでき、シュワっとするタイプのラムネだって作れちゃいます。ココアなどの味を追加してみてもいいし、乾燥時間を少し変えて食感を変化させることも可能。
なるほど、まさにラムネ工場ですな。大人でも間違いなく重宝しそうです。
(寺西ジャジューカ)