ジャニーズのアイドルグループKAT-TUNの田口淳之介さんが2015年11月24日、2016年春にグループを脱退することを発表した。

日本テレビ系の特番「ベストアーティスト2015」の生放送中に本人が明らかにしたもの。
田口さんは、「自分自身30歳を目前にして、これからの人生の歩み方を考えた上で、メンバーには本当に申し訳ありませんが自分の道を選択させていただきました」と語り、ファンに感謝を述べた。

これに対してファンはTwitterなどで「ずっと見てきたから 凄い悲しい」「メンバーが抜けるって本当に辛い」と悲しむコメントが大量に書きこまれた。一方で、KAT-TUNのグループ名はメンバーの頭文字が由来だ。そのため、Tを担う田中さんが抜けてしまうと、どうなってしまうのかというツイートもでている。

KAT-TUNは2001年にグループを結成。亀梨(K)、赤西(A)、田口(T)、田中(T)、上田(U)、中丸(N)の6人で、KAT-TUNという文字になっていた。ところが赤西さんが2010年に脱退、抜けてしまったAの文字を亀梨さんの「KA」でカバーしていたが、2013年には田中さんがグループをぬけたため、田口さんが2つの「T」を担うことに――というのが熱心なファンの解釈だった。

ところが今回の発表で田口が脱退するとなるとTの文字が完全になくなってしまう。「KAT-TUNじゃなくてKA-UNになっちゃうじゃん!!」「次々に脱退してついにUNKだけが残ることに」「誰か! 誰かTを補充するんだ! 急げ!」などのツイートが投稿されている。
なお、ジャニーズ事務所の公式サイトに掲載されたお知らせによると「KAT-TUNグループとしての解散は予定しておりませんが、今後の活動につきましては、残るメンバーにとって最良の方法を協議し、改めてご報告させていただきたいと存じます」としている。
ファンの「3人でも、KAT-TUN残して欲しい……」との声は切実だ。