「チョコレートは虫歯の原因にならない」なんて話もありますが、それが本当なら私はずっと誤解してました。歯に良くないと思ってたから。
でも、糖度が高いのは間違いないはず。何だかんだで、色々と気にしながら口にしています。

しかし今、こんなチョコレートがあるらしい。株式会社マザーレンカが11月4日より発売しているノンシュガーグルメチョコレート『ドクターズチョコレート』(税別500円)は、なんと全国の調剤薬局および病院・クリニックにて購入するチョコレートです。
歴史を振り返ると、調剤薬局で王様のお抱え薬剤師が売ったのがチョコレートの始まりなのだそう。そう考えると、これは見事な着地点ですね……。

このノンシュガーチョコレートのプレス発表会がなぜか銀座のバーで開催されており、私もここへ行ってきました!
商品についてご説明していただけるのは、同社代表取締役の池田貴子さんです。



食後の血糖値上昇度を示したチョコレート


いわゆる"ノンシュガーチョコレート"は大手メーカーからも発売されているけども、『ドクターズチョコレート』はそれらと何が違うのか。
「世界で唯一、GI値(食後の血糖値の上昇度を示すもの)を表示したチョコレートでございます」(池田さん)
『ドクターズチョコレート』には2種の味が用意されており、「ダークチョコレート」の方のGI値はたったの26だそう。これ、キャベツと同じくらいの数値です。一方、「ミルクチョコレート」はミルクが入っている分だけ甘みが増し、GI値は36。それでもレンコンと同じくらいの数値だし、ゴボウより低いくらいです。


「55以下は低GIと言われていますので、安心してお召し上がりいただくことができます」(池田さん)
薬じゃないので血糖値が下がるということはないけども、どれくらいGI値が上がるかわかった上で口にできるのが安心材料でしょうか?
「さらにこだわりとしては、体に嬉しい自然素材を使用しています。『ダークチョコレート』はトランス脂肪酸ゼロですし、『ミルクチョコレート』もグルテンフリーでございます」(池田さん)
たしかにパッケージ裏面の成分表を見ると、天然成分にこだわっててすごくシンプルです。



「安くするために植物油脂(マーガリンなど)を入れると、トランス脂肪酸の心配が出てきたり、口溶け感も全く違うものになってきます。この点が、大きな違いとなっております」(池田さん)

管理栄養士・薬剤師の95%以上が推奨


実はパイロット版として、『ドクターズチョコレート』はすでに全国4000軒の調剤薬局、ならびに700軒の病院・クリニックで販売が開始されているらしい。結果、年間約15万個もの販売実績を残しています。
「管理栄養士の98%より『糖尿病・糖尿病予備軍の方、メタボの方におすすめできる』と、ご賛同をいただいております。また420名の薬剤師にアンケートを採った結果、96%の方から『支持できる』とのご回答をいただきました」(池田さん)
もちろん、購入者からの反響も相次いでいる。
「中には、お子様でも糖尿病を発症される方はいらっしゃいます。育ち盛りだと特に"食べられない苦しみ"が出てきますが、親御様から『これだったら子どもに食べさせられる』という声をお聞きし、励みになりました」(池田さん)
食べたいものをずっと我慢してても、そのストレスによって血糖値が上がってしまうことはあるらしい。そう考えると、"血糖値が上がらないチョコレート"の出現は医療的観点から見ても有益です。

ノンシュガーだけど、しっかり甘い!


しかしだ。チョコレートなんだから、美味しくないと魅力半減です! だからこそ、今回の発表会はバーで開催されているわけで。なんと2種のチョコレートに合うお酒と共に、今回は試食させていただきました。
まずは、「ダークチョコレート」を一粒口にします。すると、奥行きのある甘みがしっかり喉に染み渡る! そして、喉に余韻を残していく!! 安っぽい甘みではなく、その名の通りにダークな甘み。これをハーブの香りがする「ドクターH」と合わせたら、ダークな甘みがグッと引き立った!!!


続いては、「ミルクチョコレート」を単体で味わいます。すると、これが至極フレッシュで! 小さいお子さんが好きそうなテイストです。テレビを観ながらつまみたくなるやつ。これを、いちごとシャンパンを合わせた「プリティウーマン」と共にいただきした。結果、甘みが甘みを引き立たせてる。メチャメチャ合いますよ、これ!!



年末のギフト、来年のバレンタイン時期、ダイエット企画にも活用できるであろう、この『ドクターズチョコレート』。インスリンが出ない人でも、容量を守ればインスリンを打たずとも口にすることができます。
(寺西ジャジューカ)