変わり種ポテチにもほどがある! 夕飯のお供にできる「肉じゃが味」と「ポテトサラダ味」

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「もも味」「バナナ味」のポテトチップス、「マンゴーカレー味」のエキゾチップスなど、これまでも変わり種のポテトチップスを紹介してきましたが、ポテトチップスの可能性を信じてやまない湖池屋さんから、またまた新たにユニークなポテトチップスが登場しました。


今回は真剣に“夕飯のお供”として開発された、『ポテトチップス新じゃが』「肉じゃが味」と「ポテトサラダ味」です。

さっそく湖池屋さんに商品について問い合わせてみました。

社内でも賛否が別れた企画だった


――「肉じゃが味」と「ポテトサラダ味」の『ポテトチップス新じゃが』で夕食シーンに参入(乱入!?)したいとのことですが、かなり思いきった提案だと思います。御社内では、企画はすんなり通ったのでしょうか? 

「社内では反対意見も多かったです。“夕食”として提案したからということよりも、『ポテトサラダ味』と『肉じゃが味』のポテトチップス自体が受け入れられるのか? といった点も賛否が分かれました」

――反対意見が多いなか、どのように開発までこぎつけたのでしょうか? 

「味作りの面では、できるだけシンプルに、でもリアルな味を追求することで、いろいろな地方出身のスタッフからも肉じゃが、ポテトサラダの味に感じられる味が作り上げられたことが大きかったと思います。あとは担当者の熱意でしょうか(笑)」



前作のもも味、バナナ味とは違った苦労も


――「ポテトサラダ味」と「肉じゃが味」が受け入れられるか賛否が分かれたとのことですが、「もも味」などに比べると、だいぶ一般的にも受け入れやすいのでは?

「もも、バナナといった素材とは違い、どちらも“家庭料理”ですので、家庭や地方によって味が異なるといった点が大きな課題でした。できるだけ多くの人に、それぞれの味をリアルに感じていただくため、いろいろな肉じゃがやポテトサラダを食べ比べたり、スタッフ内で各家庭の味や使う具材などを意見交換しながら、味を作っていきました。ですので、もも、バナナとは違った苦労がありました」

――なるほど。夕飯として食べるのに、開発者の方ならではの、美味しい食べ方などがありましたら、教えていただけますか?

「『肉じゃが味』はごはんにかけてもおいしいですね。『ポテトサラダ味』は生野菜と合わせてサラダにしても食感が加わっておいしいと思いますよ。でも、私はそのまま食べるのが一番好きです(笑)」

そのままって! でもせっかくなので、ごはんと生野菜とのコラボを食べてみることに。

ご飯と一緒に食べてみた


まずは「ポテトサラダ味」を少々くだいてサラダにトッピングしたものから。


これは違和感ないですね。レタスや玉ねぎと、少し酸味の効いた『ポテトサラダ』味がマッチしているし、何より食感がいい。クルトンなどをのせるのと同じ感覚で食べられると思います。ちょっとドレッシングに飽きたなというときなど、ちょうどいいのではないでしょうか。

続いて、「肉じゃが味」をごはんにのせてみました。


じゃん! 見た目からして違和感たっぷり。
恐る恐る食べてみたところ……これが意外といけるんです。自分の味覚がおかしいのか!? と一瞬疑ったりもしましたが、なかなかいい。もちもちのごはんと、ポテチのパリパリ食感が新鮮。肉じゃがの味も再現されているのではないでしょうか。想像以上に合ってはいます。それにしても、まさかポテトチップスをごはんにかけて食べる日が来るとは! 

そのまま食べた方がやっぱり美味しいですが、コラボも試してみる価値はあり、ですよ!!
(田辺 香)