2015年5月から携帯端末のSIMロック解除が義務化されたこともあり、日本でもSIMフリー端末や格安SIMへの関心が高まっています。にもかかわらず、これまでのキャリアから格安SIMに乗り換えた際にどの程度料金が安くなるのか、計算し始めてもあまりのややこしさにすぐ断念してしまった人も多いはず。そんな場合に役立つのが携帯電話の情報サイト「携帯総合研究所」が公開している、iPhone 6s/6s PlusのSIMフリー端末を格安SIMで使った場合の料金シミュレーターです。

iPhone 6s / 6s Plus、SIMフリー&格安SIMの料金シミュレーションを作った!|携帯総合研究所

http://mobilelaby.com/blog-entry-iphone-6s-sim-free-price-simulation.html

シミュレーションを公開しているのは、Yusuke Sakakuraさんが運営している携帯電話の情報サイト「携帯総合研究所」です。シミュレーションのページを開くと、以下のような表が表示されてiPhoneの契約方法や種類と容量、加入するプランなどによる料金検索が一発でできるようになっています。



よく見ると、表の上には「IIJmio」「OCNモバイルONE」「mineo」「DMM mobile」の4社の格安SIM提供業者のタブが作られています。一番左上のIIJmioの場合は、料金プランを3種類から選べるようになっています。



OCNモバイルONEの場合も基本的には同じですが、料金プランが5種類から選べるようになっています。



mineoだと、4種類の料金プランに加え、「ドコモ回線プラン スタート記念キャンペーン」で6か月間の割引きを受けた料金をシミュレートすることが可能。他の3社とは違い、SMSが含まれた料金となっています。



そしてDMM mobileだとこんな感じ。料金プランが2種類しかないように見えますが、実はプルダウンメニューをクリックすることで「ライト」から「20GB」までのシングルコースと、データSIM/音声SIMを組み合わせて合計3枚ゲットして複数の端末で使うシェアコースから希望のプランを選択することができるようになっています。同社のプランを知っている人ならわかるとおり、非常に細かい料金設定になっています。



ためしに、IIJmioで「MNP(ソフトバンク以外)」「iPhone 6s Plus 64GB」「AppleCare+ あり」「ライトスタートプラン」「音声通話機能(SMS機能とのいずれか選択制)」を設定してシミュレートした金額は、月々の支払額が2397円、端末価格が13万5648円となっており、1年間の支払金額は16万9819円、2年間で支払う総額は19万8590円と表示されました。



そして、業界最安値をうたうDMM mobileで同様の内容をシミュレーションすると、1年間の支払金額は16万6579円、2年間で支払う総額は19万2110円と表示されました。



これら4社の格安SIM料金比較に加え、携帯総合研究所ではドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応したシミュレーターも公開しています。格安SIMと同じような条件で計算すると、意外なほど大手キャリアと格安SIMの価格差があることがわかるので、携帯料金を安くしたいと考えている人はいちど試してみる価値ありといえそうです。

iPhone 6s / 6s Plusの料金シミュレーション!キャンペーンにも対応|携帯総合研究所

http://mobilelaby.com/blog-entry-iphone-6s-6s-plus-simulation.html