移籍金ゼロで獲得できる可能性のある18人のワールドクラス
夏の移籍ウィンドウが(たいがいの国で)閉鎖してしまった。
”The End Of Summer”な焦燥感がハンパない今日この頃だが、すでにサッカー界は冬の移籍ウィンドウに向けて動き出している。
移籍の話題の中心となるのはやはりビッグネームだが、話題になる根拠として残りの契約年数が挙げられる。残りの契約が半年になると国外のクラブとの交渉が可能になるからだ。デイヴィッド・ベッカムがLAギャラクシーと交渉したのもこれに基づいている。
もちろん、12月までに契約を延長する選手もいるだろう。しかし、「欧州メディアがこぞって移籍の噂を報じ始める選手たち」として残りの契約が1年となった選手の中から注目すべき選手たちをピックアップしてご紹介しておきたい。
ダビド・デ・ヘア
TRANSFER CENTRE: Latest as Marca claim a deal has been agreed for the transfer of David de Gea http://t.co/If8WHjarag pic.twitter.com/qhFKoDsfwV
- Sky Sports Football (@SkyFootball) 2015, 8月 31 所属:マンチェスター・ユナイテッド
国籍:スペイン
ポジション:GK
年齢:24歳
ご存知オールド・トラッフォードの守護神。彼が今夏レアル・マドリーのNo.1ターゲットであったことは間違いない。マーケット開放後、早い段階で銀河系軍団はキャプテンのイケル・カシージャスをFCポルトに放出しており、デ・ヘア獲得への意気込みは非常に大きかった。
スペイン代表GKは加入当初こそ批判や不安視する声が大きかったものの徐々に成長。今やプレミアリーグNo.1のゴールキーパーと評しても問題ないだろう。
デッドライン移籍が濃厚とされながらも、最終的に事務手続きの不備によって移籍は実現しなかった。1年待てば無償で獲得できるだけに、冬のマーケットで売却されるかどうかは非常に怪しい。
レアル・マドリーがGKに不安を抱えていれば間違いなく移籍に動くはずだが、マーケットが再度開く前にマンチェスター・ユナイテッドが来夏の売却を前提にしてデ・ヘアの待遇を改善し、契約を延長する可能性も充分にあり得るだろう。
アンドリー・ヤルモレンコ
Everton made Yarmolenko move "too late" but could return in January #efc http://t.co/fdEZCUtFtE pic.twitter.com/AkfeevyWLp
- Royal Blue Mersey (@RBMersey) 2015, 8月 31 所属:ディナモ・キエフ
国籍:ウクライナ
ポジション:FW
年齢:25歳
ロシアのサンクトペテルブルク出身の万能FWは今夏多くのクラブとの間で移籍の噂が浮上した選手の一人。現在の契約は来年の6月で満了するため、ステップアップの可能性が期待されていた。
移籍ウィンドウのデッドラインデーにはリヴァプールがオファーを獲得しようとしたと報じられたが、1450万ポンド(およそ26.6億円)といわれる売却条項は行使されなかったようだ。また、ドルトムントも移籍ウィンドウ閉鎖直前に獲得に動いたと報じられている。
ヤルモレンコの移籍先としてはバルセロナ、インテル、チェルシーなどのクラブの名前も浮上していたが、どのクラブがディナモ・キエフを納得させることができるのだろうか。
ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ
Ivanovic is the latest Chelsea star linked with a move away from Stamford Bridge #CFC http://t.co/37VJE6vGXD pic.twitter.com/F2eBdPE7tI
- Express Sport (@DExpress_Sport) 2015, 8月 19 所属:チェルシー
国籍:セルビア
ポジション:DF
年齢:31歳
昨シーズン、チェルシーのDFラインで最も信頼のおける選手だったイヴァノヴィッチ。ジョゼ・モウリーニョが彼を手放すことは考えづらく、シーズン終了前から終了後に1年づつ契約を更新すると考えるのが妥当だ。
しかし、チェルシーは開幕からまさかの不調に陥っている。守備面で整備が行われる可能性は否定できず、チェルシーが夏の移籍ウィンドウでDFを獲得していたのも事実である。
シーズン中に彼に取って変わる選手が現れれば、イヴァノヴィッチが退団を決意する可能性は充分にあり得るだろう。
ヴェスリー・スナイデル
Allegri DT de la Juventus le habría pedido a la directiva, el fichaje de Wesley Snijder (Galatasaray) #Fichajes pic.twitter.com/gs1YH70Kpz
- Fútbol Fichajes (@FutboolFlchajes) 2014, 12月 28 所属:ガラタサライ
国籍:オランダ
ポジション:MF
年齢:31歳
インテルから追われるような形でトルコへ渡ったスナイデル。当時、現役オランダ代表の10番が欧州5大リーグの次のレベルであるトルコに移籍したインパクトは非常に大きかった。
インテル時代のスナイデルといえば、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が騒がれることが定番だった。そして、それはガラタサライへ移籍してからも状況はあまり変わらずオールド・トラッフォードとのリンクは途切れず、ルイス・ファン・ハールが指揮官となった昨シーズンも獲得候補として幾度も名前が報じられた。
しかし、年齢的にオールド・トラッフォードに向かうには厳しくなっていることは言うまでもない。シュバインシュタイガーが31歳での加入を果たしたが、半年後、1年後となればその可能性は狭まるはずだ。
なお、夏の移籍ウィンドウではユヴェントスへの移籍話も浮上したが、こちらも1年経てば情勢は厳しくなっていると考えるのが普通だ。しかし、ユヴェントスは中盤の補強に失敗し、セリエAでまさかの開幕2連敗を喫している。セリエAでの実績は充分。1月の移籍ウィンドウで緊急補強という可能性は充分あり得る話だろう。
エベル・バネガ
@juventusfc quiere hacerse con los servicios del argentino @Ever10Banega para suplir la baja de #Pirlo #Rumores pic.twitter.com/jllMVLAl0T
- Fútbol 100% (@FutbolF1chajes) 2015, 8月 20 所属:セビージャ
国籍:アルゼンチン
ポジション:MF
年齢:27歳
ボカ・ジュニオルス時代の2007年にクラブワールドカップで来日した事から若くして日本でもその名を知られたバネガ。2008年にバレンシアに移籍した際は1800万ユーロ(およそ24.3億円)が支払われるなど、将来を嘱望された選手であった。
しかしながら、スペインでのプレーは前評判通りというわけには行かず。名前が先行してしまった部分も大きく、期待値に見合わずアトレティコ・マドリーやニューウェルス・オールドボーイズへのローンを経験している。
昨年の夏にはセビージャに移籍。バレンシア時代の恩師であるウナイ・エメリの存在が移籍の決断を後押しとなり、リーガ・エスパニョーラで23試合に先発するなど主軸としてプレーし、評価を再び高めている。現在の契約は来年の6月まで。移籍の噂は殆どなく、年内の契約延長が濃厚と見て良いだろう。
グレゴリー・ファン・デル・ヴィール
PSG : Grégory Van der Wiel monte au clash contre Laurent Blanc >> http://t.co/MGZza0mn8C pic.twitter.com/R7BTSdD6mj
- Intégral Football (@Integral_Foot) 2015, 8月 22 所属:PSG
国籍:オランダ
ポジション:DF
年齢:27歳
オランダ代表として2010年のワールドカップでの活躍が印象的だったファン・デル・ヴィール。PSG加入直後は評価を落としたものの、昨シーズンはレギュラーとしてプレー。再び存在感を放ち始めている。
今夏の移籍ウィンドウではナサニエル・クラインを放出したサウサンプトンが獲得に乗り気と言われていた。PSGがバルセロナのダニ・アウヴェスの獲得に乗り出していた事から、玉突き移籍もあり得ると予測されたがダニ・アウヴェスはバルセロナに残留。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドへの移籍も噂されたが、ファン・デル・ヴィールの移籍も実現しなかった。
今季は3節を消化した時点でコートジボワール代表DF、セルジュ・オーリエにポジションを譲っている状況にある。ベンチ入りしているだけに契約延長に応じるまでは出場機会が得られない状況が続く可能性が高そうである。
昨季のレギュラーだけに簡単に放出できる選手ではない。1月に代役を獲得するケースか1年後にフリーで退団するかという形が現時点では濃厚だ。
チャーリー・オースティン
Charlie Austin, Bas Dost and Joel Matip: Where the players #NUFC didn't sign ended up http://t.co/AzQgr7wgB1 pic.twitter.com/Cx2rTvNC8J
- The Chronicle (@ChronicleNUFC) 2015, 9月 2 所属:QPR
国籍:イングランド
ポジション:FW
年齢:26歳
昨シーズン、「9部から成り上がったFW」として話題になったオースティン。プレミアリーグでは18ゴールを奪う大活躍。イングランド代表にも選出されるなど、トッテナムのハリー・ケインと共にプレミアリーグでブレイクした選手である。
しかしながら、所属のQPRはチャンピオンシップに降格。移籍してプレミアリーグに残ると噂されたが、資金力のあるQPRはオースティンを手放さなかった。今季は既に5試合で4ゴールと爆発中。チャンピオンシップの枠に留まる選手ではない事を証明しているが、移籍ウィンドウは既にデッドラインを超えてしまった。
獲得に興味があると報じられていたのは、サウサンプトン、ニューカッスル、WBA、ウェストハムなどのプレミアリーグの中堅クラブ。マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプール、アーセナルなどの名前も取り沙汰されたが、プレミアのトップクラスがブレイクしたての選手を即座に引き抜くケースは非常に珍しく、噂止まりだった感も否めない。
そんなオースティンだが、QPRとの契約は残り1年である。チャンピオンシップでゴールを量産すれば、冬の移籍ウィンドウで移籍できる可能性は非常に高いはずだ。冬にせよ来夏にせよ、キャリアの選択に関する主導権を握れている状況だけに、慎重に移籍先を選びたいところだろう。
長友 佑都
Según 'SKY Italia' Yuto Nagatomo interesa al #Galatasaray. El nipón queda libre en junio de 2016: pic.twitter.com/Kg1tR9Imub
- Fútbol 360 (@FT_360) 2015, 7月 24 所属:インテル
国籍:日本
ポジション:DF
年齢:28歳
日本代表サイドバック、長友佑都の去就は今夏日本のメディアを賑わせた話題の1つだ。
ロベルト・マンチーニ監督の構想外と言われ、連日報じられたのはネガティブな内容ばかり。プレミアやセリエA中堅クラブへの移籍が盛んに報じられたが、最も大きかったのはトルコのガラタサライへ移籍するという話だ。
最終的に長友は移籍せずにインテル残留が決定。かつてポジションを争ったダヴィデ・サントンが復帰してポジションを奪われている状況だが、簡単に腐る選手でないことは日本のサポーターたちは理解している。
今後も移籍のニュースが盛んに報じられるはずだが、長友本人は腐らずにポジション獲得を目指すはずだ。インテルの窮地に長友が活躍する姿が見られれば、契約延長も充分にあり得るだろう。
エマニュエル・アデバヨール
Emmanuel Adebayor priced himself out of a move to West Ham, says David Gold http://t.co/dXAvb6UdIm pic.twitter.com/bbp8tbD5f1
- Mirror Football (@MirrorFootball) 2015, 9月 2 所属:トッテナム
国籍:トーゴ
ポジション:FW
年齢:31歳
常に移籍ウィンドウで放出が報じられている状況にあるアデバヨール。それだけアーセナル時代が印象的な選手だったということだろう。
これまでに報じられてきた移籍先は非常に多い。プレミアリーグではスウォンジー、アストン・ヴィラ、チェルシー。国外ではフランスのPSGやアメリカ、カナダ、トルコ、カタールなどからも関心が寄せていたという。どこまで本当かもわからないような状況にあるが、移籍が成立しない理由は高額年俸のようだ。移籍ウィンドウの終盤にはウェストハムが獲得に動くも年俸がネックとなり破談している。
そんなアデバヨール、現在はクラブから背番号を与えられていない状況にある。ロベルト・ソルダードを放出し、ストライカーがハリー・ケインと新加入のソン・フンミンだけというトッテナムだが、移籍しなかったアデバヨールの力は借りないという姿勢と見て良いだろう。
しかしながらプレミアリーグでの実績は充分にある。まだ31歳、1月に得点力不足に悩む降格ゾーンのクラブあたりがローンでの獲得を目指すかもしれない。
ロドリゴ・パラシオ
Secondo Rodrigo Palacio l'Inter puo' Vincere lo Scudetto e andare in Champions http://t.co/49k5NNvIa6 #seriea pic.twitter.com/qeK9hSgajj
- Serie A Streaming (@direttaSerieA) 2015, 8月 6 所属:インテル
国籍:アルゼンチン
ポジション:FW
年齢:33歳
編集部Sが「特徴的な髪型をしたサッカー選手」で組んだドリームチームでエースに選出したパラシオ。そんな彼はもう既に33歳であり、2月で34歳を迎える。国際的なキャリアとしては遅咲きの選手であり、インテルでは欠かせない主軸といえど、将来を託すことのできる年齢にはない。
クラブとしてはシーズンが終了するごとに契約を延長するスタイルを求めるはずだが、ロベルト・マンチーニ監督が1月の移籍ウィンドウで代役を欲するのは目に見えている。出場機会も徐々に減っていき・・・という形は想像するに容易い。
母国アルゼンチンに帰るのか、インテルと1年の契約延長をするのかは、シーズン終盤まで不透明だろう。チームの主軸として引っ張り続ける存在であれば、双方納得して契約延長となるのは間違いなさそうだ。
ジョエル・キャンベル
Lazio vai atrás de Joel Campbell. (Il Messagero) pic.twitter.com/SUsjvu3Nnw
- Futebol Calcio (@Futebol_Calcio) 2015, 8月 21 所属:アーセナル
国籍:コスタリカ
ポジション:FW
年齢:23歳
アーセナルで出番を全く与えられていないジョエル・キャンベル。ローン移籍ばかりを繰り返してきたが、契約は残り1年になってしまった。コスタリカ代表としては良いプレーを見せているだけに期待は非常に高いのだが、何故かアーセナルでは・・・という状況に終始している。
今夏はイタリアのパレルモやトルコのガラタサライへの移籍が報じられたが、最終的にどこへの移籍することなく残留が決定。ヤヤ・サノゴがローンでアヤックスに移籍した事から、オリヴィエ・ジルーのバックアップを務める事になるのは濃厚だ。しかし、ダニー・ウェルベックも在籍していることから、簡単に出場機会をつかむ事はできないだろう。
アーセナルがワールドクラスのストライカーを望んでいるのは周知の事実。このまま契約を更新しないことは間違いなく、1月の移籍ウィンドウで誰も加入しなければ3番手としてひたすら出番を待つシーズンとなりそうだ。
ビクトル・バルデス
Victor Valdes is ready to fight for his #MUFC future after Besiktas move falls through http://t.co/XwsxQaZMIH pic.twitter.com/76xJ4T7qTL
- Indy Football (@IndyFootball) 2015, 9月 1 所属:マンチェスター・ユナイテッド
国籍:スペイン
ポジション:GK
年齢:33歳
昨年の夏にモナコへの移籍が破談。負傷が癒えるまでマンチェスター・ユナイテッドでトレーニングし、晴れて契約を結んだ元バルセロナの守護神だが、現在の状況は芳しくない。指揮官であるルイス・ファン・ハールからリザーブリーグでのプレーを指示されるも拒んだからだ。
ファン・ハールはバルデス放出を公言したが、最終的に移籍先は見つからず。今シーズンはスペイン代表のダビド・デ・ヘア、そしてアルゼンチン代表のセルヒオ・ロメロとポジションを争う事になるが、おそらく出番は得られないだろう。
「非常に分かりやすい決意表明をした」と話題になっているが、チャンスは与えられず来夏移籍先を探すことになるだろう。
ミチュ
Michu podría ir a este equipo #Rumor #Mercado | http://t.co/tGUE5zanGh pic.twitter.com/DmfpjF4IOr
- Todomercadoweb (@Todomercadoweb) 2015, 8月 24 所属:スウォンジー
国籍:スペイン
ポジション:FW
年齢:29歳
母国スペインではあまり活躍できず、プレミアリーグで花咲いたストライカー。2012-13シーズンは手がつけられない選手で、プレミアリーグで18ゴールを奪った。
ビッグクラブへのステップアップが盛んに騒がれたが、スウォンジーは売却を拒否。残留するも翌シーズンは負傷を繰り返し、15試合で2ゴールに留まり評価を一気に下げた。昨シーズンはイタリアのナポリにローン移籍。しかし、わずかナポリでも負傷に苦しみ、3試合の出場に留まり、移籍は完全に失敗に終わった。
今夏も放出候補であり、デッドラインデーにはストークとセルティックが興味を示したようだが移籍先は見つからず。契約はあと1年だが、バフェタンビ・ゴミスが活躍している現状では出場機会を得られないまま退団する流れとなりそうだ。
サミール・ハンダノヴィッチ
Perjuangan @Geo_Kondogbia, Samir Handanovic, dan Marcelo Brozovic pada #CarpiInter. pic.twitter.com/dPLovAc0AR
- F.C. Internazionale (@Inter_id) 2015, 8月 30 所属:インテル
国籍:スロヴェニア
ポジション:GK
年齢:31歳
インテルとの契約延長に未だ合意していないハンダノヴィッチ。5月には「お金の問題ではない」と語っていたが、最終的に移籍せずに当面の残留が決定している。守護神というポジションをふまえると1月の移籍ウィンドウでの退団は考えにくいが、来年の夏にフリーで退団する可能性はゼロではない。
今夏の移籍ウィンドウではレアル・マドリーが獲得を狙っているとも報じられていた。これはデ・ヘアを獲得できなかった場合のオプションとしてのリストアップだったようだが、最終的にデ・ヘアの移籍は実現せず。それらの経緯をふまえると、ハンダノヴィッチ側にもレアル・マドリーからの接触があり、そのために契約延長に応じなかった可能性も考えられる。
今後もレアル・マドリーがデ・ヘアを軸に考えることは充分にあり得るだけに、ハンダノヴィッチ側が移籍を諦めて残留する可能性は充分にあり得るだろう。
ラフィーニャ・アルカンタラ
. @Rafinha, @sandroramirez9 i @Munirhaddadi, obligats a fer un pas endavant #FCBlive http://t.co/mUSE5Gt2IE pic.twitter.com/lKuYP2cAUm
- Esport3 Barça (@e3_barca) 2015, 8月 20 所属:バルセロナ
国籍:ブラジル
ポジション:MF
年齢:22歳
今後の移籍ニュースで頻繁に目にすることになるのはおそらくこの選手の名前だろう。バイエルン・ミュンヘンのスペイン代表MFティアゴ・アルカンタラの弟であり、父親は元ブラジル代表MFのマジーニョ。バルセロナの下部組織出身のMFである。
兄のティアゴ同様にスペイン代表として各年代でプレーしていたが、2013年にブラジル代表を選択。先日は負傷した選手の代わりにフル代表に選出されている。
ルイス・エンリケ監督の秘蔵っ子であり、エンリケがセルタの監督を務めた際にローン移籍した選手だが、昨シーズンは途中出場が多くバルセロナの層の厚さを痛感することに。今季こそブレイクしたいところだが、出場機会が充分に得られない場合は、他のカンテラ出身選手と同じように他クラブに出番を求めることになるはずだ。
もちろん、兄ティアゴが出番を求めてバイエルンに移籍した影響も充分あるはず。2月にラツィオへ移籍が噂されて以降は目立った報道もないが、今後存在が注目されるのは間違いないだろう。
ジョエル・マティプ
Happy Birthday Joel #Matip. Here's hoping it's an extra special one! #S04 pic.twitter.com/kqDOmjhf2w
- FC Schalke 04 (@s04_en) 2015, 8月 8 所属:シャルケ
国籍:カメルーン
ポジション:DF
年齢:24歳
ドイツ生まれであり、シャルケの下部組織出身のカメルーン代表選手であるマティプは、2010年アフリカネイションズカップ前にカメルーン代表に招集されており、その後2度のワールドカップにも出場するなど、若くして国際レベルで活躍してきた選手だ。
センターバックでも守備的MFでもプレー可能なバーサタイルな選手で夏の移籍ウィンドウではプレミアリーグのニューカッスルが獲得にトライ。1000万ポンド(およそ18億円)のオファーを送ったようだが、移籍は実現しなかった。
残り契約年数を考えると夏の移籍ウィンドウでオファーを送ったのがニューカッスルだけというのはまだまだ評価が低い証拠か?
エセキエル・ラベッシ
Selon Sportmediaset, l'Inter Milan a réactivé la piste Ezequiel Lavezzi et espère recruter le joueur dans les 48h. pic.twitter.com/Ycc7g2ImeK
- Vines & Actu Foot (@vinesfoot) 2015, 8月 24 所属:PSG
国籍:アルゼンチン
ポジション:FW
年齢:30歳
アルゼンチン代表FWは今夏の移籍が非常に濃厚と言われていた選手の1人だ。実力は充分であり、イタリア方面からの引き合いも非常に多かった。特にインテルは強い関心を示していたが、移籍が実現しなかったのは移籍金が折り合わなかったことによるものだろう。
その他の移籍先としてはプレミアリーグのリヴァプールやトッテナムの名前も浮上していたが、両クラブもイングランドのメディアによる噂の域から出なかった感が否めない。
ラベッシ本人もイタリアへの復帰を望んでいると言われており、古巣ナポリや獲得に興味を示してきたインテルやミランなどが争奪戦を開始することになるはずだ。なお、アンヘル・ディ・マリア加入の影響を受ける可能性は高い。もし1月の移籍ウィンドウで現金を支払うクラブが現れたとすれば、出場機会を求めることも充分にあり得るだろう。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
Ibrahimovic: AC Milan were 'desperate' to have me back. http://t.co/WKbN4UiVYK pic.twitter.com/ZyOOuFh5UP
- FOX Soccer (@FOXSoccer) 2015, 9月 2 所属:PSG
国籍:スウェーデン
ポジション:FW
年齢:33歳
PSGのエースとしてチームの進化に貢献してきたイブラヒモヴィッチだが、残りの契約はあと1年を切った。そのせいもあってか、夏の移籍ウィンドウでは移籍の噂が絶えなかったが、彼の代理人がミーノ・ライオラであることを考えると「ライオラがリークしたのでは?」と勘ぐってしまう。
古巣のミランが当初熱心に報じられた移籍先だろう。その後、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルといったプレミアリーグ勢の名前が浮上。最終的にイブラヒモヴィッチがPSGとの契約を全うするつもりであることを宣言している。
その際、次の移籍が「ビッグサプライズ」になることも明言。ミランへの復帰やMLSへの移籍など色々な噂が流れているが、サッカー史に残るストライカーはどの道に進むのだろうか。
最後に
以上の18人があと1年で契約が切れる注目選手だ。一部の選手は契約を更新すると予想しているが、様々な人間の多種多様の思惑が働くのが移籍マーケットである。
移籍するのか残留するのかは様々な要因に左右されるはずであり、たとえば年齢面でも大きく違う。キャリアの終盤を迎えている選手と、30歳付近の選手と、若手選手ではクラブが残留に注ぐ労力が違うからだ。またビッグクラブに在籍しているのか、ビッググラブへのステップアップが期待されるのか、という点も状況を複雑にする。
そしてチームでレギュラーを掴んでいるか否か、チームの順位などもこうした状況に影響を及ぼしていく。また、チャンピオンズリーグの出場権を獲得したことに伴う大型補強というケースもあり、逆の場合も然りだ。
こうした流れをふまえながら”移籍ゴシップ”を楽しんでもらうのも1つの楽しみ方ではないだろうか。

