妻が夫に「ごめんなさい」と謝るのはNG？ 結婚後、夫を妻に夢中にさせる魔法の習慣が明らかに
結婚はゴールではありません。多くの場合、そこからすべてが始まります。恋人同士の間では許されたことも、結婚後にはそれがふたりの間で大きな壁となって立ちふさがることも……。
結婚生活が愛と自由に満ちた素晴らしい世界となるか、苦悩と束縛で占められた暗雲の世界になるかは、誰の力でもなく、あなた自身の手にかかっています。
前者の素晴らしい世界を手に入れている作家の芦澤多美さんは、著書『夫が妻に恋する魔法の習慣』（ディスカヴァー・トゥエンティワン）の中で、自身が常日頃から心掛けている「夫を夢中にさせる妻の習慣」を惜しげもなく披露しています。一見するとどれも些細な習慣に思えますが、続けるだけで夫が妻を大事にする気持ちが増大し、また妻自身の心もポジティブに変化していくのだとか。
今回は著書の中からすぐにでも取り入れたい、夫に愛されるために身に着けるべき妻の習慣を５つご紹介します。未婚の方も男心を知るうえで大きな指針となりますので、ぜひともチェックしてみてください。
１■何も考えずに「ごめんなさい」と謝るのをやめる
女性の中には、真意はともかく「ごめんなさい」と自身が謝ることで物事をスムーズに解決させることができると信じている人が多く存在しますが、この習慣は今すぐやめましょう。というのも、妻が夫に言ってはならない「ごめんなさい」が存在するからです。たとえば、「（家計のやりくりが大変で、用意できた食事が質素な時）こんなのしか用意できなくてごめんなさい」や「（セックスのときに元気がないから）私ではだめなの？ ごめんなさい」などのような、夫の気分を滅入らせてしまう「ごめんなさい」は、禁物なのです。男性は罪悪感を抱かせる女性を愛することができないことを知りましょう。
２■朝は夫よりも早く起きてごはんや身支度を完璧に
たとえば旅館に泊まり、朝起きたらぼろぼろの格好のおばさんに「おはよ、はいごはんだよ」と食事を差し出されたらどんな気分になるでしょうか。「ごはんを作ってもらえるのはありがたいけど、なんかテンション上がらないなあ」と思うことでしょう。だったら毎日のあなたの朝の行動にも変化は必要です。まず夫より早く起き、夫好みの朝食の準備と家事、身支度をすませておきましょう。そんな妻の健気な努力は、必ずや夫の恋する気持ちを高めてくれます。
３■夫からの心配りは喜んで受け取るべし
夫が妻に対し、「これ食べる？」「のどは乾いてない？」「寒くないか？」などと心配りをしてくれることがありますよね。その際、本当はおなかがいっぱいだったり、のどが渇いていなかったり、寒くなかったとしても、喜んでその気持ちを受け取ることが大切なのです。これを断ってしまうと、夫が妻を幸せにしたいという思いを無碍にしたことになり、男性は傷ついてしまいます。夫から愛され続けるためには、大変でしょうが夫からの心配りを毎回受け入れることが欠かせないのです。
４■夫の両親を優先し、自分の両親になるべく頼らない
夫の両親との関係が良好でいいお付き合いができそうなら、まずは自分の両親以上に夫の両親を大切にすることが肝心です。そうすることで初めて夫も妻の両親を大切に思ってくれるのです。ケンカのたびに頻繁に実家に帰ったり、お金が足りないと実家にもらいに行ったりといった行動は、離婚へとつながっています。結婚したら両親からは自立しましょう。もし親から援助を受ける際には、夫に受け取ってもらうことで、夫はあなたの両親に感謝するようになります。
５■毎日「愛のノート」に夫のことを書き留める
毎日眠る前に、お気に入りのノートに夫がしてくれたことや感謝したいことを書きましょう。内容は「買い物についてきてくれた」「私の実家に行こうと言ってくれた」など、些細なことでかまいません。こうすることで、夫がどれほど自分を思ってくれているのかがわかり、また夫の些細な変化が瞬時に読みとれるようになり、丁寧なケアができるようになります。また自分に足りなかった部分も気づけるようになり、読み返すことで夫婦生活を送るうえでの大きな手助けをしてくれることでしょう。
相手を変えようとするならばまずは自分から。それを信念に以上５つの習慣をまずは辛抱強く始めてみてください。そうすればきっと旦那様の心境、そしてあなた自身にも大きな変化が表れてくるはずです。
今回ご紹介した以外にも、書籍『夫が妻に恋する魔法の習慣』には、夫から愛されるための記念日の祝い方やお部屋のインテリア術、夫が追いかけたくなるファッションなど、あらゆる方位にわたった妻が身に着けておくべき魔法の習慣が多数収録されています。どれもすぐにでも始められる習慣ばかりですので、結婚生活が破綻する前に今すぐ手に取ることをおすすめします。
『夫が妻に何度も恋をする魔法の習慣』
芦澤多美
（文＝吉田奈美/ 恋愛ユニバーシティ）
◇プロフィール吉田奈美 / 恋愛ユニバーシティ フリーランスライターフリーランスライター。女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。また書籍の企画・構成も行っている。B級裁判や恋愛にまつわる裁判傍聴ライターとしても活動しており、『恋愛saiban傍聴記』（主婦の友社）を出版。フジテレビ『ホンマでっか!? TV』、テレビ東京『暴露ナイト』、関西テレビ『今週のスポットライト』、BSスカパー『ダラケ！』等、テレビ出演も。
