日本初ミッフィーコラボカフェが表参道に! かわいい大人用お子様ランチも

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美食の本場・フランス出身のニコラシャール氏がシェフ・パティシエを務め、「うさぎシュークリーム」や「うさぎリエジョア(パフェ)」といったうさぎをモチーフにしたキュートなメニューを“うさ耳”を着けて楽しめる話題の表参道のカフェ「ニコラハウス」。

ミッフィーとコラボした経緯は


同カフェと、今年誕生から60周年を迎える人気うさぎキャラ「ミッフィー」とのコラボが実現! 10月20日までの期間中、ミッフィーが大量にディスプレイされた中でミッフィーモチーフのコラボメニューが楽しめるなど、まさに店内はミッフィー尽くしとなる。ちなみにミッフィーとカフェとのコラボは日本初!
どのような経緯でこの夢のコラボが実現したのだろうか。アパレルやスイーツなどのブランドプロデュースに定評のある同店のブランドプロデューサー、久々野智 小哲津(くくのち こてつ)さんに聞いてみた。


「当店シェフ・パティシエのニコラは、子どもの頃からミッフィーが大好きで、いつかコラボレーションできればと常々言っておりました。今回私がミッフィーの版権元であるディック・ブルーナ・ジャパンさんにご相談したところ、タイミングよくそれが実現しました」

「ミッフィーコラボ」メニュー制作の苦労


今回のメニューは、同ブランドの看板メニューである「うさぎシュークリーム」や「うさぎリエジョア」と、ミッフィーの顔デザイン、そしてミッフィーの生まれ故郷であるオランダ産のチョコレートといった食材などを組み合わせたもの。
見た目のかわいらしさもさることながら、同店のこだわりを強く感じさせるものばかりだが、メニュー制作にはどのような苦労があったのだろうか。


「メニュー全体の試作期間は約6カ月です。最初にお話をいただいてから商品企画と試作を繰り返しており、約30種類の最終候補がありました。完成までに一番時間がかかったメニューは『ミッフィーリエジョア』ですね。リエジョアは10層から15層の素材を重ねて、一口ごとにいろいろな味や食感の変化を楽しんでいただくスイーツです。ミッフィーリエジョアの場合は、ミッフィーのテーマカラーであるオレンジ色のニンジンとオレンジ味のゼリーを一から独自開発しております。他のミッフィーリエジョアに使う素材も全てニコラのオリジナルレシピで、手間暇をかけて丁寧に作った素材を使用しております」


かわいいのにおいしい大人用「お子様ランチ」も


そして、今回のコラボで同ブランドならではの工夫を凝らしたスイーツ類はもちろん、それとは別で目を引くのがフードメニューの「ミッフィーお子様ランチ大人用」(1550円税抜〜 ※うさぎリエジョアマスコットのおまけ付き)。メインをお店で毎日手作りする煮込みハンバーグや鎌倉ハムステーキなどこだわりのメニューから選べるなど、ぱっと見はかわいいけれど味は本格的なフランス料理ベースのスペシャルプレートになっている。

「料理研究家のニコラは、フランス料理と日本料理を融合させた創作系料理やスイーツを得意としています。お子様ランチ大人用は見た目はかわいいのに“おいしい!”と思えるギャップを反映させることで、舌の肥えたお客様にも喜んでいただきたいと思ってのメニューですね。今回のコラボの中では、実はこのメニューに一番ニコラハウスらしさが詰まっていると思います。ごはんの盛り付けはミッフィーモチーフでかわいいのですが、シュークリーム専門店として甘いだけではないお食事系シューで、フランス・パリのセレブの間で流行中のオシャレでヘルシーな『シューサレ』を入れていたり。豚肉と白ワインとタイムを加えたクリーム煮の豚肉のペリゴールソースなど、ニコラらしい創作料理がたくさん組み合わさっていて、一度にたくさんの種類を楽しめるんですよ」


このかわいらしく味わい深いコラボメニューを味わえる他、期間中は店内1Fの「ニコラフレンズ」のグッズコーナーでバラエティに富んだミッフィーやうさぎのグッズを展開している。ミッフィーがパティシエになったという設定の「うさ耳帽子のオリジナルミッフィーぬいぐるみ」(4200円税抜き ※完全限定生産)の販売などもあり、ミッフィーファン垂涎の一品といえそうだ。

ミッフィーファンやかわいいキャラ好き、小さな子連れのファミリーはもちろん、スイーツ好きなど味にうるさい人でも納得のクオリティのメニューがそろった今回のミッフィーコラボカフェ。暑さが続くこの季節、すでにコラボメニューを体験した人たちからは「冷え冷えのうさぎリエジョアがとにかくおいしい!」などの感想も聞こえて来るので、ぜひ一度体験してみるべし!
(古知屋ジュン)