【ファンキー通信】朝イチに3時間の差? ビジネスマンの時間感覚を徹底調査!

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 「明日は朝イチで会議だよ〜」・・・社内で行き交うこのセリフ。じゃあ一体“朝イチ”って、何時のことを指しているんだろう。試しに周りにいる社会人に「朝イチって何時?」と聞いてみたところ、「10時始業なので8時ですね」(IT企業勤務25歳)「10時でしょう!」(出版業界勤務24歳)「8時スタートだから7時前か。」(製造会社勤務33歳)

 ・・・なんと“朝イチ”という言葉のイメージに3時間も差が生じていますね・・・。そもそも「1日」と聞いて、出版関係者は33時間と見る(0時〜翌日9時)という意見があるのに対し、他の企業は(0時〜23時59分)と見るなど、業界別でも差が生まれる。

 このような時間の感覚に関する疑問を解決してくれたのは、シチズン時計の「ビジネスパーソンの『時感』アンケート」だ。調査は20代から50代以上までの社会人400人を対象にインターネットで実施。このアンケートでは、“朝イチ”のようにビジネスで行き交う言葉が一体何時を指しているのか、その平均値が明らかになっている。

 ちなみに“朝イチ”の回答の平均は午前7時54分、“早出”は午前6時18分と、かなり早い時間。また奥さんや彼女に告げる「残業でちょっと遅くなる」の“ちょっと”は1時間(39.5%)がもっとも多く、次いで2時間(29.5%)の順だ。そのくせ、会社帰りの「ちょっと一杯やってこう」の“ちょっと”の平均は1時間20分という回答結果になっている。

 「今回の調査で驚いたのは、“近いうちに食事をしましょう”の、“近いうち”が実はあまりあてにならないということですね。全体的には43.8%の人が1ヵ月後と回答しているのですが、18%の人が断る理由に利用し、実際にはしないと答えているんです」(シチズン時計 広報 宮崎課長)

 どれも曖昧な表現だからこそ、誤差が生じるのだろう。あなたの“朝イチ”は何時ですか? (平田桃子/verb)

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