4月の移動電話機器(携帯・自動車電話およびPHS)の国内出荷台数は、前年同月比4.6%減の332万8000台となり、2カ月連続で小幅ながら前年同月比割れとなったことが14日、電子情報技術産業協会(JEITA)の発表で明らかになった。

 携帯電話は同5.0%減の328万2000台。第2世代から第3世代への移行が続いているものの、JEITAでは「今後の需要喚起のためには、多様なサービス展開に加え、第3世代ならではの魅力的なデザインが必要」と指摘している

 PHSの国内出荷台数は、前年同月比37.7%増の4万5000台だった。ウィルコム(旧DDIポケット)の通話定額サービスのキャンペーンが需要を喚起したとみられる。【了】