その問題の作品は『ギプス』(塩田明彦監督、配給シネロケット)という映画で、公開は'01年2月、11年前のちょうど今頃の季節である。非メジャー系作品ゆえに、都内のミニシアターでひっそり公開されたので知名度は低いが、当時はマニアックなファンの間で話題になったものだ。おそらく今回、尾野真千子人気にあやかってがぜん再評価されるのは必至。「当時『エコエコアザラク』などのホラー作品で、人気だった美少女女優