このところの学校教師によるセクハラ事件や、生徒による暴力、いじめ、窃盗事件など、学校にまつわる不祥事は枚挙に暇がなく、まるで現在の教育現場の歪みを暗に訴えかけているかのようでもある。この年末年始にちょうど1冊、教育関係の古本を読み終えたので、この機会にその本の感想とともに、日本の教育について少し述べてみたいと思う。本のタイトルは『子どもが学校に行かなくなったら赤飯をたきなさい!』というもので