欧米で一般用医薬品(大衆薬)ビジネスをめぐるM&A(合併・買収)が活発化している。英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が米製薬大手ファイザーと合弁会社の設立を決めるなど、大規模な案件が相次ぐ。日本でも大正製薬がフランス企業の買収を決断した。一方、有識者からは医療用医薬品を主力とするメーカーが大衆薬事業を持つ意味はあるのかとの疑問も聞かれる。国内製薬各社は競争環境が変わる中、自らの生き方が