超金融緩和がもたらすカネ余りを背景に、巨額の投資マネーが怪しげな企業に流れ込む。フェイクで強欲な奴らがバブル再来を謳歌する一方、貧困層は増大し、経済格差は広がるばかり。そのうえ忖度独裁国家と化したこの国では、大企業や権力者の不正にも捜査のメスが入らない──。そんな日本のゆがんだ現状に鉄槌を下す、痛快経済エンターテインメント小説が誕生!その名も『特捜投資家』。特別にその本文の一部を公開します!第5