キルゴン「god キム・テウに暴言を吐いたことはあるが、暴力&自殺脅迫は事実ではない」(全文)

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歌手キルゴンが所属事務所のソウルショップエンターテインメント(以下ソウルショップ)との専属契約をめぐるトラブルで物議を醸している。そんな中、キルゴンは先日ソウルショップが言及した暴言、暴力について「暴言は事実だが、暴力を振るったことはない」と明かした。

キルゴンは31日に開催した記者会見で「暴力を振るった事実は全くありません」と明かし、「(god キム・テウに)暴言は吐きました。当時10年間信じてきた友人から裏切られたような気持ちで怒りが込み上げきて瞬間的にそうしました。しかし、暴言まで吐いたことは無条件に私が間違っていたと思います」と伝えた。

続いて「しかし、当時私の友人も私に怖い顔でひどいことを言いました。それも受け入れる立場としては暴言に聞こえる可能性があります」と説明した。

先日、ソウルショップ側はキルゴンが自殺すると脅迫してきたと明かしたが、キルゴンはこれについても「自殺すると脅迫したことはありません。友人として生きていくために助けてほしいと訴えただけです」と説明し、逆に「ソウルショップの経営陣から言葉の暴力、侮蔑、侮辱、いじめなどを経験しました」と明かした。

キルゴンはソウルショップ側に「嘘発見器の前に一緒に立ちましょう。たくさんの方がチキンゲームだと私たちに注目しています。従って、泥沼化する紛争を終わらせるためにも、普段の言葉と電子メールの内容が相反するお二人から受けた侮辱、放置などに対する悔しさを解消するためにも、嘘発見器は必要です」と伝えた。

彼女はまた「記者会見を準備しながらこの問題は私一人だけの問題ではなく、大切な芸能界の先輩や後輩、同僚が経験している社会的現実であることを知りました。本日の私の記者会見が所属事務所から不当な待遇を受け、こっそりと涙を流す一部の芸能人のための不公正な関係の改善に役立つことを願います」と伝えた。

これに先立ち、ソウルショップ側は「昨年10月13日、キム・テウはキルゴンと新しいアルバムの話をするため会った。だが、その場でキルゴンは前払金300万ウォン(約30万円)を要求した。それは困ると言ったらキルゴンは怒って暴言を吐き、暴力的な行動をした」とし、「これは全て防犯カメラに映っていた。まだ公開していないが、公開するつもりだ」と明かした。

また「キルゴンはキム・テウにソウルショップを滅ぼす方法には、本人が事務所に来て薬を飲んで自殺することとソウルショップに言及した遺書を残して自殺することの二つがあると言うなど、これまで数回にわたって脅迫してきた。このようなキルゴンの行動を当社としてはこれ以上受け入れることができず、キルゴンも当社と共にすることは難しいと判断した」と説明した。

以下、キルゴンの記者会見の全文である。

こんにちは、歌手キルゴンです。

ご多忙の中、本日の記者会見にお越しくださった記者の皆様に感謝申し上げます。

芸能人として美しく良い姿をお見せすることが使命であるはずが、喜ばしくないニュースをお伝えすることになり、申し訳ありません。

しかし、本日の記者会見が所属事務所と芸能人の間の理不尽な関係を改善し、お互いに対等な位置で生産的な芸能産業を継続していく明るい未来の礎になることを期待します。

●「2008年以後活動がなかったキルゴンは、親交のあったキム・テウとの縁でソウルショップエンターテインメントと契約することになった」というソウルショップ側の報道資料は事実ではありません。私は2010年11月23日から2011年2月20日までミュージカル「Welcome to my world」で女性刑事役に扮し、50回もミュージカルで公演しました。その他、音楽活動もしました。

●K取締役とK本部長が経営陣に加わるまで、ソウルショップの雰囲気はとても良かったです。しかし、お二人が来られてから全てが変わりました。

●ソウルショップは私と契約する前、私が悔しい事をされたという話を聞いて、前払金1200万ウォン(約120万円)を代わりに出してやるからアルバム制作にだけ集中してほしいという有難い提案をしました。そこで、前払金を有難く頂き、頑張って仕事をして地道にお返ししていこうとしました。しかし、私に仕事は与えられず、私はK理事から「キルゴンさん、お金返さなきゃ」という言葉を数えきれないほど聞きました。無視、冷遇、いじめなどの侮蔑を我慢して耐えました。愛する親とファンの皆様、同僚の芸能人たちの惜しみない激励と応援のおかげでした。

●仕事をくれと言っただけです。お金をくれと言ったのではなく、仕事をくれと言ったのです。従って、私がソウルシップに月300万ウォン(約30万円)を要求したという一部メディアの報道は事実ではありません。

●暴力を加えたという記事も読みました。この記事を書かれた記者の方はソウルショップから確かにそういう話を聞いて記事を掲載されたのですか? 暴力を振るった事実は全くありません。おそらくソウルショップ側も私が暴力を振るったとはおっしゃらなかったと思います。

●暴言は吐きました。当時10年間信じてきた友人から裏切られたような気持ちで怒りが込み上げきて瞬間的にそうしました。しかし、暴言まで吐いたことは無条件に私が間違っていたと思います。しかし、当時私の友人も私に怖い顔でひどいことを言いました。それも受け入れる立場としては暴言に聞こえる可能性があります。

●自殺すると脅迫したことはありません。友人として生きていくために助けてほしいと訴えただけです。

●ソウルショップの経営陣から言葉の暴力、侮蔑、侮辱、いじめなどを経験しました。

●芸能人として私の資質不足で怠けたという報道も事実ではありません。ボーカル、言語、ダンスなどのレッスンに参加し、最善を尽くしました。しかし、経営陣が交代してから、すべてのレッスンは消えました。

●嘘発見器の前に一緒に立ちましょう。たくさんの方がチキンゲームだと私たちに注目しています。従って、泥沼化する紛争を終わらせるためにも、普段の言葉と電子メールの内容が相反するお二人から受けた侮辱、放置などに対する悔しさを解消するためにも、嘘発見器は必要です。

●ミュージカル「ALL SHOOK UP」映像の公開について申し上げます。

ソウルショップエンターテインメントは私が芸能人であることを勘案し、肖像権の部分についてはある程度理解するとしても、パブリシティ権からは自由になれないことを申し上げます。これは法廷紛争の際に裁判官がしっかりと判断して下さると思います。

また、ミュージカル「ALL SHOOK UP」に先立ち、私はすでにキムプロデューサーとの話し合いで事務所を出て行ってもいいと言われた状態で、この事実はソウルショップのパク代表もご存知です。

それでも私は与えられた環境で私なりに最善を尽くして準備に臨みました。与えられた環境というのは、ソウルショップは私にミュージカル「ALL SHOOK UP」の準備をさせてくれませんでした。練習もさせてくれなかったし、ミュージカルのオーディションが重要だという話もしてくれませんでした。ソウルショップは当時「ALL SHOOK UP」の台本1枚と、音源でもなく1枚の楽譜だけを私に渡しました。

オーディションで私が資質不足であれば、私はオーディションの途中で練習してこいと審査員から言われ、上に上がって音楽監督と思われる方にメロディの最初の音を教えてくれと頼み、恥ずかしさを押し切って練習し、再びオーディションを受けることもなかったと思います。しかし、私は練習して再びオーディション会場に入ってオーディションを受けました。従ってソウルショップは契約条項の“甲”の位置で“乙”に当たる私が所属芸能人として熱心にしなかったと罵倒するのではなく、所属芸能人を管理せず放置したことや、言葉の暴力、無能などについて間違ったことはないかよく考えてみてください。

●ソウルショップはプロフィール撮影の際も私の衣装を準備してくれませんでした。そのため、私は44サイズ(Sサイズ)の服に無理やり身体を押し込んでプロフィール撮影をしました。顔は笑っていましたが、心の中では嗚咽していました。悲しくて胸が痛かったです。これもマネジメントとしての役目を十分に果たしていなかったことです。

●記者会見を準備しながらこの問題は私一人だけの問題ではなく、大切な芸能界の先輩や後輩、同僚が経験している社会的現実であることを知りました。

本日の私の記者会見が所属事務所から不当な待遇を受け、こっそりと涙を流す一部の芸能人のための不公正な関係の改善に役立つことを願います。

最後までご清聴ありがとうございました。ありがとうございます。ギルゴン拝