韓国メディアの韓国経済は23日、「(韓国サムスン電子のスマートフォンである)“GALAXY”が日本で売れない理由」というタイトルで記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C) Olga Besnard/123RF.COM)

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 韓国メディアの韓国経済は23日、「(韓国サムスン電子のスマートフォンである)“GALAXY”が日本で売れない理由」というタイトルで記事を掲載し、日本の横浜市立大学のクック・ジュンホ教授が何故日本で売れないのかを分析した記事を掲載した。

 クック教授は「日本ではGALAXYは“5等”」と述べ、現在の日本市場において、「韓国製品はくやしいほど冷遇を受けている」と指摘。

 また、クック教授は韓国国家の“品格”が現在の日本では「プライドまでズタズタにされている状態」であると指摘。「日本で韓国国家の”品格”のイメージはプレミアがついているどころかマイナスに近い状態だ」と述べた。

 クック教授によれば、これは政治家の軽挙妄動が原因であり、目に見えないが経済損失につながっていくと主張。22年8月には韓国の元大統領であるイ・ミョンパク氏が竹島(韓国名:独島)を訪問したことにより、「日本での韓流ブームは下火となり、また日本でビジネスをしている韓国人達を見る目はさらに厳しくなった」とし「実に残念なことである」と強調した。

 加えて、クック教授は「このように、両国間には“価格性能比”とは別に経済経営の領域を卓越した“葛藤要因”がある」と指摘うえで、日本人は、韓国のサムスン社製である「GALAXY」より米国のアップル社製のスマートフォンである「iPhone」を選んだと指摘。クック教授は「このような理由で“GALAXY”は性能が良いのにもかかわらず、日本人は大きな関心を示さない」と付け加えたと報じた。

 また、クック教授は、携帯市場において現在の日本ではアップル社製の「iPhone」が爆発的な人気を集めているが、サムスン社製の「GALAXY」は不振が続いていると指摘。日本人は簡単に「iPhone」から「GALAXY」に変えることはないだろうと分析した。

 続けて「サムスンはくやしいだろうが日本国内では長期戦に強くなければならない」と指摘し、「このままではサムスンは日本市場では生き残れないだろう」と述べたと報じた。(編集担当:李樹香)(イメージ写真提供:(C) Olga Besnard/123RF.COM)