癌と闘病する少年ファンを応援 アメリカの大学サッカーチーム全員が坊主頭に

写真拡大

アメリカ、モンタナ州立大学ビリングス校サッカー部の選手たちと、癌と闘病中のセバスチャン・イーストン君(6歳)との交流が、ネット上で大きな感動を呼んでいる。

チームメイトから“ライク・ア・ボス(俺たちのボス)”の愛称で親しまれているセバスチャン君は、現在小児癌と闘病中で、治療プログラムの一環として昨年からMSUB(ビリングス校)サッカー部の一員に加わった。そんな彼を勇気づけるためにチームメイトと監督は、薬物療法で脱毛したセバスチャン君と同じように全員で髪を剃ることにした。



チームのバロッグ監督は「これは精神的サポートだけではなく、我々が常に一緒だということをセバスチャンに見せたかった。彼に“大丈夫だ”ということを示したかったんだ。帽子で(坊主頭を)隠す必要はないということ、彼の癌が消えることを心から願っている」と動機を語っている。

また、チームキャプテンのランバート選手も「僕らもセバスチャンから勇気をもらっています。自分たちも少しだけ犠牲を払い、彼が帽子を脱いでともに頑張る勇気を与えれればと思ったのです」とコメントしている。

ネット上には、坊主頭のサッカー部員たちのセバスチャン君を囲む集合写真が掲載されている。彼らの試みは、この少年の治療への寄付を募る「Be Brave and Shave」チャリティーの周知も兼ねているという。

モンタナ州立大学ビリングス校サッカー部のfacebookページ:https://www.facebook.com/montana.state.university.billings.menssoccer