ダルビッシュ有(28)と山本聖子さん(34)が結婚を前提につき合っているようです。ダルは聖子さんの父親である山本郁榮さん(59)が経営するYSA(ヤマモト・スポーツ・アカデミー)を訪問しています」

 山本家と親しい関係者から本誌に情報がもたらされたのは交際宣言の直前。なぜ18日に2人が交際宣言したかといえば、女性週刊誌からダル側への問い合わせがきっかけといわれている。では、2人はどういう経緯で交際に至ったのか。前出の関係者が続ける。

「約1年前、ダルが親しくなったのは姉の美憂さん。その後、彼女を通じて聖子さんとも交流ができました。姉妹でダルの試合を観に行ったと聞いています」

 当時、聖子さんは既婚だったが、コロラド州でレスリングのコーチに就いたことで、夫婦は別居状態となった。ダルにしてもテキサスでの生活は、何かと不便が生じていた。コロラドとテキサスは車での移動には10時間近く要するが、“アメリカ基準”では近い距離。互いに相談事を持ちかけ、気軽に話す仲になったという。そして聖子さんが今年9月に離婚。

「ダルが聖子さんの子供をものすごくかわいがっていた。それが決め手となり聖子さんはダルを選んだそうです」(同)

 本誌はぜひ聖子さんの肉声をと取材を試みたが、残念なことにすでに渡米。そこで父であり日本体育大学特任教授の郁榮さんを直撃した。

ーーまずは、おめでとうございます。

「いやいや、交際だからね。結婚とか婚約となれば、おめでとうでいいんだろうけど(笑)」

ーーダルにはすでに会ったとか?

「食事もしたし、その後、電話もありました。印象は、とにかく優しい。それに礼儀正しいし、言葉もすごく丁寧。僕もスポーツの世界で生きてきて、言葉とか態度に気をつけながら対応してきたつもり。あらためて世界を相手に戦っている人はきちんとしていると」

ーー山本家に恋愛訓のようなものは?

「それはないですね。大学生までは私が生活を見るし、そこまではアドバイスもします。守るべきことなど厳しく指導する。でも、社会人となれば自分で稼ぐわけだから、自分で考えなければいけない。つき合いだって男女、男同士、女同士といろいろある。恋愛はそこから学んでいくんじゃないですか。そこまで僕が立ち入ったりすると、叩かれますよ。『オヤジ、出過ぎだ!』とね(笑)。だから社会に出れば自由にやればいいんです」

ーー失礼ですが、山本家の子供たちは離婚経験が多い(KIDと聖子さんがバツ1で、姉の美憂さんはバツ3で計バツ5)。

「気にしませんよ。タレントのように事務所に所属していて異性との関係を気にしている立場にはないわけだから。勝負の世界に生きている。ただ、対外的にいやなことをやったり、言ったりすることは控えなければいけない。だから対応はきちんとする。なにもそのこと(離婚)で引いたりへんに考える必要はない。そのままでいいんですよ。僕は昔からそう思っていますから」

 前出の関係者は「聖子さんはコーチをやめてもいいから、テキサスで一緒に暮らしたいと考えている」という。親を超える2世がなかなか出てこない日本のスポーツ界。だが、「2人の子供なら」と思うのは本誌だけではないだろう。

(週刊FLASH12月 9日号)