年間視聴率三冠王が確実視されている日本テレビがさらなる盤石な編成体制を目指し、弱点だった報道番組にメスを入れる。
 中でも注目されるのが、『NEWS ZERO』のリニューアルで、昨年4月にNHK『サンデースポーツ』から移籍してきた山岸舞彩(27)の今後。
 「来年3月をもって番組を卒業する。事務所にはまだ伝えていないが、諸々の事情を考えると、まず方針が覆ることはないだろう」(日テレ関係者)

 後釜には、女子フィギュアスケート界の女王・浅田真央(24)の名前が最有力候補に挙がっているという。
 「日テレは中京大学4回生の真央をアナウンサーとして入社させられないかと考えているんです。そのまま『NEWS ZERO』のキャスターを真央が務めれば話題性はもちろん、視聴率が上向くことは確実です。悲願だったテレビ朝日の『報道ステーション』と勝負できるようになるかもしれない。5月から本格的に休養に入っている真央は、現役引退の意向を内々に示している。タレント転向もいいが、浮き沈みが激しい。女子アナなら潰しが利く。真央にとっても決して悪い話ではないはずだ」(事情通)

 そもそも、真央が現役引退を考えるようになったのは肉体的かつ精神的にも限界に達したからだが、一部関係者の間で囁かれているのが報酬をめぐる日本スケート連盟との確執だ。
 「連盟は、選手がテレビやCMなどの出演で受け取る報酬の10%以内の範囲でマネジメント料を取っている。これが選手らには不満でたまらない。体を張って演技する選手はケガでもしたら演技ができず、即無収入になってしまう。正直、プロのフィギュア選手になっても一生は食べていけない。引退した安藤美姫や高橋大輔もスケート連盟の手数料“搾取”に我慢できなかったようです」(関係者)

 現在、日テレは視聴率1位のステーションパワーを最大限に駆使して真央を口説いているという。一方、日テレの動きをいち早く察知し、真央獲得に参戦したのがフジテレビとテレビ朝日。両局も日テレ同様、真央をアナウンサー枠で青田買いしてしまおうと水面下で接触を始めたのだ。
 「フジとテレ朝は、スケート連盟との太いパイプを売りに、あらゆる伝をたどり真央に入社試験を受けるよう説得している。中でもフジは過去にフィギュアで活躍した中野友加里が入社している実績で猛アプローチを掛けている」(事情通)

 そんな真央をめぐっては、元フィギュア選手でスポーツキャスターの実姉・浅田舞(26)が“処女”をにおわすことをバラし、さらに注目を集めている。
 舞は11月4日に放送された日本テレビ『今夜くらべてみました』に出演。かつては真央と仲が悪かったが、最近ヨリが戻ったことなどを告白した。
 「舞は勢いで、真央について『恋愛経験がまったくない』と暴露してしまった。事実上、真央=処女を、姉が明言した格好になり、スタジオは一瞬凍りつきました。スケート一筋とはいえ、真央も24歳の大人の女ですからね」(芸能ライター)

 さらに、舞は「あなたより女としては上よ」と真央に聞かせるかのごとく、自身の奔放な過去エピソードも連発した。
 「舞は巨乳が悩みであることや、世界的選手となった真央への嫉妬から金髪で夜な夜なクラブで遊びまくっていた過去まで告白したのです。さらには、男の存在までカミングアウト。フィギュア選手としては完敗した真央への、女としての“完勝”アピールでしたね」(同)