韓国サムスン電子が2014年10月30日に発表した7〜9月期決算で、営業利益が4兆600ウォン(約4200億円)と、前年同期比で60%減となった。売上高も同19.7%減と不振だった。

主力のスマートフォンを柱とするIT・モバイル部門の営業利益が、同74%減と大幅な落ち込み。中国の低価格メーカーとの競争が激化し、苦戦を強いられたのが原因とみられる。一方、半導体部門は同9.7%増の2兆2600ウォンと健闘した。