【2014 J1寸評・採点|27節】神戸対名古屋

写真拡大

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト10.21号(10月7日発売)より
 
【神戸】
[GK]
22 山本海人 5 
何度も決定機を防いだものの、結果的に3失点。悔いの残る試合に。
[DF]
2 高橋峻希 5 
対面の永井を警戒し、攻撃参加を自重。右で起点となれなかった。
14 増川隆洋 5.5 
川又との空中戦はほぼ制す。一方で、名古屋の速さにはやや苦しむ。
19 岩波拓也 5 
アジア大会の疲れは見せなかったが、永井に振りきられ3点目を献上。
3 相馬祟人 6 
前半立ち上がりにマルキーニョスの得点をお膳立て。守備も光った。
[MF]
16 チョン・ウヨン 5.5 
相手の早いプレスを受け、持ち味の正確なロングボールを出せず。
6 シンプリシオ 5 
ボールロストが目立ち、攻守とも本来のパフォーマンスではなかった。
10 森岡亮太 5 
前半は攻撃陣をまとめる。ただ後半は自らのミスで失点を招いた。
23 枝村匠馬 5 
守備でチームに貢献。もう少し、前線で周囲との絡みがほしかった。
7 ペドロ・ジュニオール 5 
前半は裏への飛び出しを披露した反面、後半は個人プレーに走った。
[FW]
18 マルキーニョス 6 
決定機をきちんとモノにし、先制点をマークするも前線の基点としてはやや不満。
[交代出場]
9 石津大介(FW) 6 
ドリブルでチャンスを演出。枝村とのパス交換から惜しいミドルも。
13 小川慶治朗(MF) 5.5 
増川がパワープレーで前線に上がるなか豊富な運動量で攻守に動く。
5 河本裕之(DF) - 
前線に投入されるも、出場時間が短く、狙いの高さは活きなかった。
[監督]
安達 亮 5 
課題だったセットプレーの守備を修正できておらず、同点弾を許す。
 
【名古屋】
[GK]
1 楢粼正剛 6 
先制点は不覚も、その後は落ち着いたパフォーマンスを終始貫いた。
[DF]
19 矢野貴章 6 
相馬とのマッチアップを繰り返す。全体的には安定感のある動き。
3 牟田雄祐 6 
マルキーニョスに競り勝ち、読みを利かせた良いカバーリングも。
4 田中マルクス闘莉王 6.5 
守備はもちろん効果的なロングボールで攻撃にも参加。陰のMVP。
15 本多勇喜 5.5 
献身的な守備を行なって、神戸の右サイドからのアタックを封じた。
[MF]
17 松田 力 5 
不慣れなポジションで消える時間があった。逆転ゴールには絡んだ。
8 ダニルソン 6.5 
1ボランチとして出場。中盤で、神戸の攻撃の芽をことごとく摘んだ。
28 田口泰士 6.5 
CKとクロスで2アシスト。中盤でのリズムの良いパスも光った。
20 矢田 旭 6 
田口とともに攻撃の起点に。パス、ドリブルで相手DFをかき回す。
18 永井謙佑 6.5 
スピードを活かして左サイドを支配。2ゴールで勝利の立役者に。
[FW]
32 川又堅碁 6.5 
流れを引き寄せる同点弾をマーク。エースの働きを全うした。
[交代出場]
14 田鍋陵太(MF) 5.5 
松田に代わり守備で周囲を助ける。攻撃での絡みはやや少なかった。
7 中村直志(MF) 5.5 
矢田とは違うリズムの仕掛けを見せる。時間は少なく決定機はなし。
5 ヘジス(MF) - 
神戸の終盤の猛攻に対して、しっかり身体を張り、仕事はこなす。
[監督]
西野 朗 6 
司令塔のL・ドミンゲスの不在を、システム変更で克服してみせた。
 
[試合内容]
神戸は11分、左SBの相馬のクロスからマルキーニョスが決めて幸先良く先制。しかし、21分にCKから川又に決められると、前半終了間際にも失点。巻き返しを狙った後半も57分に永井にゴールを許し、3失点を喫して敗れた。