【資格】実は稼げるって知ってた? 意外と知らない「個性派資格」6選

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上がらない給料。重くのしかかる税金。消費税は暴れ狂うように上がり、私たちの(主に私の)財布はもうすっからかんでございます。
皆さん(の財布)は、いかがでしょうか。もうすっからかんじゃないですか。ねぇ、すっからんだと言ってよ。

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まぁそんな冗談はさておき、私は今「食い扶持」に大変困っておりまして、このままじゃ埒が明かないと先日「資格」を調べてみたんですよ。
なんか雑誌の広告に「資格を取れば宝くじも当たるし、外国人のグットルッキングギャルが近寄ってくるし、札束風呂にも入れる!」みたいな世迷い事が書いてあったんでね。

そしたら、もうあるわあるわ。すごいんですよ、変わった資格がいっぱい。こんな資格あるの?ってのが目白押しだったのです。そんな感じなので本日は、「実は食い扶持になる個性派資格」をご紹介します。

■初生ひな(ひよこ)鑑別師

個性派資格の中で、最も有名なのがこちらの「初生ひな(ひよこ)鑑別師」ではないでしょうか。

簡単に言えば、孵化したヒヨコのオス・メスを瞬時に判別するお仕事。1日に8,000〜10,000羽のヒヨコと戯れるそうです。

一見楽しそうですが8時間労働の場合、1分間に16羽ものヒヨコを鑑定しなければならないため、よくよく考えてみると苛酷さが分かりますね。

相当根気のいるお仕事だからか、平均年収500〜600万とも言われており現在は世界各国から引く手あまたの状況とのこと。

試験は、筆記試験・実技試験・面接など。いくつか試験区分があるのですが、平均合格率は50%未満と難易度は若干高めです。何より手先の素早さと正確さが要求されます。

■色彩士検定(1〜3級)

色彩士検定は、「社会的評価として色の知識や認識を評する」検定で、職業あるいは実生活における「色」の役割をどこまで理解しているかが求められる資格です。

この資格を有すると、カラーコーディネーターやインテリアデザイナー、ファッション関連など多くの発展が見込めるでしょう。例えば、法人向けカラーコンサルティングなんていう働き方もあるかもしれませんね。
年収相場は不定ですが、将来性・発展性ある優良な資格だと思います。

試験は、理論問題と実技試験。合格率は3級75%、2級55%、1級平均20%程度とされ、2〜3級までは比較的難易度低めです。

■葬祭ディレクター

葬祭ディレクターは、葬祭業界で働く人にとって必要知識や技能レベルを審査する制度。葬祭ディレクション業務は超高齢化社会の日本において、社会的重要性を増している職業です。

価値観の多様化から画一的な葬儀だけではなく、今後より幅広い知識と柔軟な発想が必要。ただ将来性は抜群だと言って良いでしょう。

試験は、学科試験と実技試験。合格率は、1級63.8%、2級73.9%となっており試験対策は必須かと思われます。

■クリーニング師

クリーニング師は、読んで字の如く「クリーニングの専門家」に相応しい技能者を認定する資格です。クリーニング店は、その事業所ごとに1人以上の資格者を置かなくてはならないため、この資格を取れば食い扶持になるかもしれません。

「全国クリーニング生活衛生同業組合連合会」の発表によると、平成24年度の全国クリーニング事業所は約120,000ヶ所(取次ぎ店含む)とのこと。働き口はまだありそうですね。
全国的な割合では福井県、富山県、山形県など日本海側の方が店舗数が多い模様。年間雪日数が多く、年間日照時間が短い同地は利用者も多いので盛んなのですね。

試験は、学科試験と実技試験。合格率は、70〜80%と易しい部類に入る資格です。狙い目かも。

■余暇生活相談員/余暇指導開発士

余暇生活相談員は、端的に言えば「余暇時間を有効活用できるように助言する」お仕事。主な業務は、自治体と連携して「余暇」をテーマにしたイベント主催などでしょうか。

ボランティア的要素が強い職業なため、マネタイズするにはイベント会社の立ち上げや法人専門の相談員として仕事を請け負うなど+αの要素が必須。

ただ現在の日本は余暇に対する考え方が変わりつつあり、今後の活躍に期待が高まります。上位資格の「余暇指導開発士」なら、より秀逸な武器になること間違いなし。

試験は、主催団体の通信講座及び書類審査など 合格率:90%以上と合格率高(余暇生活相談員の場合)

■東京シティガイド

東京シティガイドは、首都・東京の成り立ち、そこから生まれた文化などを学んで海外や国内のお客様に紹介できる人材を認定する資格。

特段仕事はなさそうなのですが、合格すると定期会合で穴場スポットや最新ニュースを収集できるため、それをデートや合コンで使えばめちゃくちゃモテる可能性アリ。

最終的に高収入の奥さんを貰って、「主夫」になれるかもしれない素敵な資格。ある意味で最も食い扶持になる資格なのかもしれません。

試験はマークシート式のテスト。合格率は、87.3%と易しいです。

■まとめ

実は食い扶持になる個性派資格いかがだったでしょうか。何か合いそうなものはございましたか。

「産業構造の変化」「終身雇用制の終焉」といった流動が加速する社会情勢の中で、いかに「仕事を見つけ食い扶持を得ていくのか」そんな個々人のエンプロイアビリティ(雇用され得る能力)が重要な時代となってきております。

資格の取得はこの能力を飛躍的に高めるものであり、有効活用すれば変化の激しい現代でも充分対応できる力を身に付けることができるでしょう。

ぜひ皆さんも、上記に挙げたような資格をご確認いただき「自分だったらこんな風に食い扶持を作っていくだろうな。」と考えてみてください。以上です。

<参考サイト>
資格・通信教育ALLナビ
資格の王道