【2014 J1寸評・採点｜19節】大宮対G大阪
※週刊サッカーダイジェスト8.26号（８月12日発売）より
［大宮］
［GK］
21 江角浩司 5.5
良い判断でゴールを守ったものの、２失点という結果がすべて。
［DF］
14 中村北斗 5
好守ともに存在感はなく、ゲームの蚊帳の外だった時間がほとんど。
27 今井智基 4.5
軽率なプレーで２失点に絡む。挽回できないまま、負傷で途中交代。
18 横山知伸 5
CBとしての意識が低く、ごまかしながらプレーをしていた印象。
17高橋祥平 5
積極的な攻めからクロスを上げたが、裏を狙われてピンチを招いた。
［MF］
4 橋本晃司 5.5
懸命にタクトを振るうも、結果は出ず。差を見せつけられる形に。
22和田拓也 5.5
走り回りバランスを整える。ピンチの芽を摘み、及第点の出来。
41 家長昭博 6
チームの中心として輝きを放つ。彼のプレーがこの日の大宮の救い。
28富山貴光 5.5
持ち味の攻撃力をアピール。コンディションは徐々に上向いてきた。
［FW］
8 ムルジャ 5.5
競り合いに勝ち続け脅威となる。後半はイライラする場面が増えた。
11 ズラタン 5.5
献身性は買いだが、ただそれだけ。相手に圧力を掛けられなかった。
［交代出場］
MF 5 カルリーニョス 5.5
投入の意図だったワイドにボールを散らす役割を無難にこなした。
DF 3 福田俊介 5.5
急な出番にも焦らずに仕事をこなす。準備を怠らなかった結果だ。
MF 10渡邉大剛 5.5
投入後も流れは変わらず。有用性を示すには、時間が少なすぎた。
［監督］
大熊清 5
苦しいチームを救う有効な策を打てないまま、敗軍の将となった。
［G大阪］
［GK］
1 東口順昭 7
好セーブを見せて完封を達成。仲間に安心感を与える存在だった。
14 米倉恒貴 6
可もなく不可もなく。後半は自身のサイドからクロスを供給された。
3 西野貴治 6
危機は、前半に数えるほど。後半は危ない場面をほぼ作らせず。
8 岩下敬輔 6.5
安定した動きと迫力のある１対１で、外国籍コンビを封殺した。
22 オ・ジェソク 6.5
激しい上下動を繰り返して、チームにダイナミズムを注入した。
［MF］
15 今野泰幸 6.5
的確な読みと豊富な運動量で、広範囲をカバー。さすがのプレー。
7 遠藤保仁 6
広い視野と鋭い戦術眼で絶妙の位置に鎮座し、舵取り役を全うした。
13 阿部浩之 6.5
良質のパフォーマンスを披露。何度も相手陣を切り裂いてみせた。
11 倉田秋 6
躍動感がなく。ゲームから消えている時間が少なからずあった。
［FW］
39 宇佐美貴史 7
ドリブルで違いを生み出す。試合を通して大宮の脅威であり続けた。
29 パトリック 6.5
裏への抜け出しが相手をを苦しめた。チーム２点目のアシストは見事。
［交代出場］
FW 20 佐藤晃大 -
短い時間ながら、タメを作るなど自身をアピールすることに成功。
DF 4 藤春廣輝 -
最終盤に時間稼ぎの交代で出場。プレーは数分で特筆事項はなし。
MF 17 明神智和 -
藤春と同タイミングでピッチに立つ。何事もなく、タイムアップ。
［監督］
長谷川健太 6
しっかりとした準備をして、チームをリーグ戦５連勝に導いた。
［試合内容］
大宮は決定機を得点に結び付けられず、27分にFKから失点。その後も家長を中心に攻撃を組み立てるがゴールは遠く、51分にパトリックのアシストで宇佐美にニアサイドをぶち抜かれて勝負あり。再開後の初勝利はならなかった。
