日本維新の会の石原慎太郎共同代表は2014年3月6日、自らが会長を務める党エネルギー調査会の初会合で講演し、トルコとアラブ首相国連邦(UAE)への原発輸出を可能にする原子力協定に賛成する考えを明らかにした。協定承認案は今国会で審議予定で、会合では、党として承認案に反対することを多数決で決定。これに対して、石原氏は「(多数決は)生徒会のやり方だ」として造反する意向を明言した。橋下徹共同代表(前大阪市長)と近いとされる浦野靖人衆院議員からは「(党を)出て行け」とヤジが飛び、ほかの議員からも「そうだ」などと同調する声が出た。