「萌弟弟」!羽生結弦に中国女子が萌えるのはナゼ?【現地の声をリサーチ】
 大盛り上がりのなかソチオリンピック2014が幕を閉じました。毎夜寝不足になりながらも夢中で観てしまいましたよね。みなさんが最も心に残った競技はどれでしたか? 筆者のまわりの女性たちが釘付けになった競技……それは「フィギュアスケート」! 特に19歳のニュースター、羽生結弦選手!

 演技の素晴らしさに加え、なんといってもあの現実離れしたルックスや佇まいに萌えてしまう女性は多く、ネット上では二次元のイラストと合成したコラージュ画像があふれました。

⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=73739

※参照 http://matome.naver.jp/odai/2139249599564760001

 この羽生選手フィーバー、実は日本だけの現象じゃないって知ってました? なにやら中国の女性たちも羽生選手に萌えているようで、『萌弟弟』(萌え系弟)と呼ばれているほど(「萌え」という表現が日本以外でも広まっていることにも驚きですね……)。

 中国版Twitter『微博(ウェイボー)』上でも「萌えすぎてヤバい!」「まさに神! 美しすぎる」と熱狂的な声があふれ、まさに「今にも爆発しそう!」な状態です。

 でも、なぜこんなに中国の女性が羽生選手に夢中なのでしょうか? ほかにも世界各国からイケメン選手は集っているし、日本フィギュアなら高橋大輔選手だってイケメンなのに。

 実際の中国現地での羽生選手人気について、北京で発行されているフリーペーパー『コンシュルジュ北京』の編集長・中村比早子さんに伺ってみました。

◆中国にはいないルックスと 努力家の一面が響いた

――中村さんは中国に移住して7年目だそうですね。現地の「羽生選手フィーバー」の盛りあがりぶりを教えてください!

「実は、中国で羽生選手が大人気だということを先日まで知りませんでした(笑)。ですが『微博』で問いかけてみたところすぐに反応がいくつも返ってきたので、確実に中国人女性の羽生選手ファンは多く存在するようです。特に若者世代やアニメファンの人たちが支持しているようですね。ほっそりとした体格にこの童顔の顔立ちは、2次元の世界の主人公的な雰囲気があると言われています」

――そのあたりは日中同じなんですね! 具体的にはどのような意見が?

「『長得萌,身材修長,美。』(見かけが萌え〜、すらっとしてて美しい)、『人人都喜欢美好的东西,无关国籍』(誰だって美しいものがすきよ、国籍は関係ないわ!)、『柔美』(柔らかで美しい)など。

 今までの中国にはこういった繊細な美しさを持ったタイプの人はあまりいなかったように思います。中国人は北方はがっちり系、南方はなよっとしたタイプが多いんですよね。だから新鮮に映ったのかもしれません」

――ほかにはどのあたりが人気の秘訣だと思いますか?

「『粘り強く自己研鑽し、すべての人に感動を与えることが出来る人だ』という意見もみかけたように、羽生選手の内面やバックグラウンドに惹かれる人もいるようです。

 羽生選手のドキュメンタリー番組を観て『彼が東日本大震災で被災していたことやその中でも練習に励んでいたというエピソードに感動した』という人も。

 中国人は喜怒哀楽がはっきりしているため誤解されがちですが、人とのつながりを重視する民族。なので感動実話などは人気がありますね。食べ物ひとつとっても『これはどこでどう育てられた野菜か』などストーリーや背景を重視する傾向にあるので、彼の生い立ちや震災のなか奮闘していたことも影響があるんじゃないかと思います」

 羽生結弦選手はまだ19歳。次のオリンピックでの活躍も十分に期待できますよね。4年後は23歳になる羽生選手。2018年は大人の魅力をまとって世界中を魅了させてください! <TEXT/志賀むつみ>

【中村比早子さんプロフィール】
中国で発行されているフリーペーパー「コンシュルジュ北京」(GMOチャイナコンシェルジュ株式会社発行)の編集長。2007年より渡中し北京在住歴は7年。