C・ロナウド3発のポルトガル、スウェーデンを破ってW杯出場決定

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 ブラジル・ワールドカップ欧州予選のプレーオフ・セカンドレグが19日に行われ、スウェーデン代表とポルトガル代表が対戦した。

 ホームでのファーストレグを1−0で制し、敵地でのセカンドレグに臨んだポルトガル代表は、クリスティアーノ・ロナウドやナニ、ペペらが先発出場。一方のスウェーデン代表は、ズラタン・イブラヒモヴィッチらが先発メンバーに名を連ねた。

 ポルトガルは13分、右サイドで得たFKからブルーノ・アウヴェスがヘディングシュート。ボールは枠を捉えたが、スウェーデンのGKアンドレーアス・イサクソンが好セーブを見せ、ゴールは生まれなかった。35分には、ペナルティーエリアの手前からクリスティアーノ・ロナウドが左足シュートを放ったが、またもGKイサクソンがセーブ。得点は生まれず、スコアレスで前半を終了した。

 ポルトガルは後半開始早々に先制点を奪う。51分、クリスティアーノ・ロナウドがゴールを決め、ポルトガルが1点をリードした。

 アウェーゴールを献上し、プレーオフ突破のためには3得点が必要となったスウェーデンは、68分に反撃。右CKに反応したイブラヒモヴィッチが、打点の高いヘディングシュートを決めた。さらに72分、ペナルティーエリアの手前やや右側で得たFKを、イブラヒモヴィッチが蹴り込む。強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さり、2−1とスウェーデンが逆転した。

 しかし77分、ポルトガルが同点に追い付く。ロングパスに反応したクリスティアーノ・ロナウドがスペースでボールを持つと、ドリブルで縦へ運び、左足シュートをゴール右隅に決めた。さらに79分、スルーパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドが、ペナルティーエリア内で相手GKを落ち着いてかわし、角度のないところから右足シュートを決めた。

 試合は3−2で終了。逆転勝利のポルトガルが、2連勝でプレーオフを突破し、4大会連続6回目のワールドカップ出場を決めた。