日本時間8日早朝、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会において、日本・東京が2020年の五輪開催地に選ばれた。

トルコ・イスタンブールとの決選投票によって、1964年以来の五輪開催を実現した東京。この模様を伝えたテレビ朝日「池上彰が伝える2020五輪開催地決定スペシャル〜完全生中継!東京に運命の瞬間〜」では、池上彰が今回の結果を振り返った。

「2位決定戦でマドリードかイスタンブールか選んだわけですよね。その時にマドリードに選んだ人たちの多くが(決選投票で)東京に入れてくれた」と分析した池上。1回目の投票では、詳しい説明がなくマドリードとイスタンブールで再投票が行われたため、「世界中が勘違いしましたね」と訊かれると、「二日前くらいからマドリードが急激に伸びてきて日本は危ないかなって、そう思ってたもんですから、1回目の結果を見て“ああダメだったのかも”って」と苦笑いを浮かべた。

また決定した瞬間、スタジオの様子が改めて流されると、雄叫び&両手のガッツポーズから手を仰いだ川平慈英、真っ先に立ちあがった松木安太郎らの姿が見られ、川平に至っては「僕、実は池上さんの水をあの後こぼしちゃって濡れてるんです」と興奮して池上の水をこぼしていたことを明かした。

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