世界陸上2011時のダリヤ・クリシナ。今大会では、どのような活躍をみせるか (C) PHOTO KISHIMOTO)

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8月10日より、ロシアのモスクワでは、「世界陸上」が開幕する。

同大会の模様を独占放送するTBS系列では、8日、「NEWS23」番組内で、地元ロシアの期待を背負う美女アスリート=ダリヤ・クリシナのインタビューを放送した。

聞き手を務めた「世界陸上」キャスター・織田裕二氏も、第一声で「キレイですね」と声をかけたダリヤ。ロシアでは、シャラポワ以上の人気を誇る美女アスリートとも言われているという。

「競技から離れたら、女性らしく女の子らしくいたいの。ドレスやハイヒールでは走ることはできませんから」というダリヤは、室内世界ランク1位について訊かれると、「この成績はたくさん努力した結果です。うまく跳躍できれば息をのむような場面が生まれます。その感覚をいつも求めています」と語る。

だが、2011年に韓国のテグで行われた世界陸上では、決勝前に足首を負傷。強行出場するも惨敗した苦い過去がある。「ひどい怪我だったので、周囲の人たちから、決勝を欠場するように言われました。でも、私は諦めたくありませんでした。だから、最後まで戦い抜いたのです。(ロンドン)オリンピックまで出場できなかったのは、悔しかったのですが、これまでよりも密度の濃いトレーニングをするよいきっかけになりました」と振り返ったダリヤは、「名前には“勝利者”という意味があります」と話すと、「最後の最後まで戦い抜く覚悟でいます」(ダリヤのコメントはいずれも同番組の翻訳より)と意気込んだ。