参議院選挙を来月21日に控え、各党目玉候補の擁立に奔走している昨今。芸能界で唯一“総理”と呼ばれる男、爆笑問題太田光が、政界への進出について心のうちを明かした。

25日深夜放送の『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)でのことだ。以前からサザンオールスターズのファンを公言している太田光。サザン活動再開のニュースを「これほど日本を明るくする話題はない」と歓迎した彼は、「政治家には、こんな真似できない」と政治への不満を口にした。

選挙の前になると、「太田はいずれ政界に進出する」という話が出る。そのたびに同番組内でも、「芸人の先に政治家があるのではない」と反論してきた。太田は政治家が日本を変えているのではないという考えから、「俺の方が儲けてる」、「(政治家)全員クソだよ!」と政治家を非難した。

また、爆笑問題の冠番組『探検バクモン』(NHK総合)などでは、あらゆる分野の専門家や大学教授と対等に会話をする太田に、「芸人ごときが」という批判を受けることもあるそうだ。彼はこれに対しても「教授がなんぼのもんじゃい!」と不満を爆発させた。

総理大臣になってほしい芸能人ランキングでは、北野武などとともに度々上位にランクインする太田。サザン・桑田佳祐からも「総理!」と呼ばれる太田であるが、本人にはその気はまったくないようだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)